2017年12月05日

探偵はBARにいる3

 大泉洋扮する札幌の名無しの名探偵が活躍するシリーズ第3作。ミステリーとみれば穴だらけですが、昭和テイストをうまく残した北の町のハードボイルドとして堪能できます。

 作品情報 2017年日本映画 監督:吉田照幸 出演:大泉洋、松田龍平、北川景子 上映時間:122分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2017年劇場鑑賞232本目





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 【ストーリー】
 札幌の探偵、オレ(大泉洋)に、助手の高田(松田龍平)の後輩・原田(前原滉)から持ち込まれた依頼は、ありふれたものだった。恋人の女子大生、麗子(前田敦子)と連絡がつかないので、探してほしいというのだ。

 捜査を開始したオレは、麗子がモデル事務所を装った高級風俗で働いていることをつきとめる。さっそく事務所に潜入したオレは、社長のマリ(北川景子)に正体を見破られる。事務所は札幌の暗黒街の大物、北城(リリー・フランキー)の収益源だったのだ。麗子失踪の裏に暴力団をめぐるトラブルがあるとにらんだオレだったが、実はマリとは過去に因縁があったことに気づかず…

 【感想】
 普段は人をくったようなオレと、クールで滅法強いが天然が入っている高田のコンビは相変わらず健在。予告編でもあるように、ボコボコにされたオレと無傷の高田の対比は何度みても笑えます。また、冒頭、名探偵小説のパロディみたいなところから始まり、それが、ちゃんと後にも役立っているというおもしろさは、さすが古沢良太の脚本だけあります。

 マリの悪女ぶりと悲しい過去も、北川景子の美しさでさらに際立ち、映画を見事に彩ります。麗子の一見脳天気だけどしたたかな女子大生を演じている前田敦子との対比もきちんとしており、女性キャラをうまく使っているなと感心しました。

 悪役のリリー・フランキーもこの手の狂気じみたラスボス役はお手の物。また戦隊出身の志尊淳が、高田も手こずる格闘技の使い手として登場。クライマックスの高田とのアクションは、その意外な決着も含めて、この映画の見所の一つです。ただ、中盤のアクションシーンでやたらスローモーションを多用したのは、勢いをそいでもったいなかったのですが。

 そして、何よりも重要なのが札幌の町。雪が降りいてつく寒さのなか、愛と欲にまみれた男女をオレと高田が謎を探るのは、やはり札幌以外ありえません。本当に札幌に行きたくなる作品でした。なお、エンディングロール後に重要なシーンがあり、札幌の地理がわかっているなら大爆笑できるのでお見逃し無く。。

 シリーズものといえば、松重豊、安藤玉恵、田口トモロヲ、マギーといった脇役陣も達者だったのがうれしい。唯一、過去2作であっさりやられるチンピラ役の印象が強かった浪岡一悦がでていないのは寂しかったけど、今後もシリーズ化されるということで楽しみです.
posted by 映画好きパパ at 06:40 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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