2017年12月25日

フルスロットル



 ワイルド・スピードシリーズのポール・ウォーカーの遺作。肩の凝らないアクションですが、ラストのすっきり感は、最近、B級映画でももやっとした作品が増えている中では、貴重だった気がします。

 作品情報 2014年アメリカ映画 監督:マーレン・アデ 出演:ポール・ウォーカー、ダヴィッド・ベル、カタリーナ・ドゥニ 上映時間91分 評価★★★★(五段階) DVD鑑賞

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 【ストーリー】
 近未来のデトロイトは治安が極度に悪化し、スラム街は壁に覆われて隔離されて、無法地帯となっていた。その地域ブリックマンションで生まれ育った、リノ(ダヴィッド・ベル)は、麻薬の撲滅運動をしていたが、ギャングのボス、トレメイン(RZA)と捕まえようとしたとき、汚職警官の罠にはめられ、怒りのあまり警官を殺害してしまう。

 そのころ、軍の中性子爆弾がブリックマンションのギャングに強奪され、腕利きの潜入捜査官、ダミアン(ポール・ウォーカー)は、爆発するまえに奪還を命じられる。彼は、ブリックマンションのことに知りつくしているリノを案内人にして踏み込むが…

 【感想】
 割と単純なアクションと思いきや、途中で一回転しているので面白かった。同じリュック・ベッソン製作or脚本作品で96時間シリーズは悪人の論理を許さなかったのに、こちらは必要悪は認めているというのも興味深い。まあ、現場の悪は小さなもので、巨悪は別にいるというのは現実に似ているのかもしれませんが。

 オリジナルはフランス映画の「アルティメット」でダヴィッド・ベルはそこでも、リノの役(オリジナルの役名はレイト)を演じてます。彼はバルクールという走る・跳ぶ・登るを驚異的な運動能力でみせるパフォーマーであり、アクロバティックなアクションは今回も健在。ポール・ウォーカーの強引なアクションといいコンビになってました。

 また、オリジナルはレイトの妹だったローラ(カタリーナ・ドゥニ)が本作では恋人になっていたのはハリウッド的な翻案でしょうが、これも巧い具合にはまってました。気の強い女というのもベッソン好みで、時折「ラストミッション」のように荒唐無稽になる場合もあるのだけど、本作ではよい具合にはまっていました。

 ラストはかなり強引だけど、すっきり。やはり娯楽作品はこうでなくてはという見本。テンポもよいし、ウォーカーの遺作としては普通の作品かもしれませんが、こういう典型的なB級でもよい作品に恵まれたのは、彼の俳優としての資質なのかもしれません。
posted by 映画好きパパ at 21:15 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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