2017年12月28日

  麒麟の翼〜劇場版新参者



 阿部寛主演の人気シリーズで、新作を前に見逃していた前作をみました。人情ミステリーとして面白いですが、豪華出演者に混じって今やブレイクしている人たちが脇役ででてたりして、そういうのも面白かったです。

 作品情報 2011年日本映画 監督:土井裕泰 出演:阿部寛、新垣結衣、中井貴一 上映時間129分 評価★★★★(五段階) ネット配信鑑賞
 
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【ストーリー】
 日本橋の麒麟象の下、ある夜、男性の刺殺死体が発見された。男はメーカーの本部長・青柳(中井貴一)。付近を捜索中の警官が不審な男・冬樹(三浦貴大)を追跡したところ、車道に飛び出した冬樹は車にはねられ、意識不明の重体になる。

 冬樹が、青柳の勤務先で派遣切りにあっていたことから、警察もマスコミも事件はその恨みによるものと断定した。しかし、日本橋署の刑事・加賀(阿部寛)は、冬樹の恋人香織(新垣結衣)が何かを隠しているのではと疑う。さらに、青柳の高校生の息子、悠人(松坂桃李)が、青柳の部下、小竹(鶴見辰吾)に襲いかかる事件が起きた。加賀は事件の真相は別にあるとにらむ。

 【感想】
 連続ドラマ、スペシャル2本と続いた後、満を持しての映画化。ドラマのときから豪華キャストでしたが、本作はそれに輪をかけてすごい布陣。しかも、松坂の同級生役にブレイク前の菅田将暉と山崎賢人がいて、菅田なんかまだ子どもっぽくてだれだか分かりませんでした(笑)。シリーズを通じて丁寧に作られており、僕はスペシャルドラマで石原さとみをゲストに迎えた「眠りの森」が好きですが、本作も手堅くつくっています。

 ミステリーとしての骨格はそれほど強くないけれど、加賀の雰囲気を楽しむ作品。捜査にするどい嗅覚があっても、組織からはなんとなく浮いている優秀な刑事といえば阿部にぴったり。さらに、所轄署ということで、被害者の足取りを丹念に洗う地道な捜査が、隠されていた真実を浮き彫りにするという地道なつくりもいい。

 相棒で甥でもある松宮刑事役の溝端淳平、タウン誌記者・青山役の黒木メイサ、そして、亡くなった後も加賀の生き方に大きな影響を与える加賀の父親・隆正(山崎努)と看護師・金森役の田中麗奈ら過去作の登場人物も、本作で重要な役割を果たしています。単独作品としても楽しめますが、過去作をみていたほうが楽しめます。

 そして日本橋から水天宮、人形町といった下町がしっかり事件と結びついていることも、地に足がついた感じをさせます。加賀が通ったあとを聖地巡礼してもいいかもしれあせん。次回作は最終作と宣伝していますが、せっかくなので長くシリーズで楽しみたい作品でした。
posted by 映画好きパパ at 07:21 | Comment(0) | 2017年に観た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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