2018年01月12日

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 賛否両論が伝わってきたのでどんな内容かと思いきや、僕からみれば普通の娯楽大作スターウォーズという感じ。熱烈なファンなら思いが違うのかもしれませんが。

 作品情報 2017年アメリカ映画 監督:ライアン・ジョンソン 出演:マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、デイジー・リドリー 上映時間:152分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2018年劇場鑑賞5本目






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 【ストーリー】
 ファーストオーダーの猛攻撃で、レイア(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンスは壊滅の危機に。残された希望は、最後のジェダイ、ルーク(マーク・ハミル)に助力を得にいったレイ(デイジー・リドリー)だけだった。

 レイの必死の説得を断り続けるルーク。彼はレイの中に強いフォースを見いだしながらも、かつての愛弟子でありながら暗黒面におち、ダースベーダーの後継者、カイロ・レン(アダム・ドライヴァー)の二の舞になることを恐れていたのだ。ところが…

 【感想】
 物語は3つの視点で進みます。カイロ・レンとレイアたちの猛攻撃、ルークを説得するレイ、そして、ファーストオーファーの秘密兵器を破壊しに行くフィン(ジョン・ボイエガ)とローズ(ケリー・マリー・トラン)の決死隊。それぞれ、ユーモア混じりに、でも迫力有るSFアクションが続くのはこれまでの作品と同様です。結果は想定できるにしても、王道のエンタメなので、あきることはありません。

 中盤から終盤にかけて、ファーストオーダーの猛攻にやられっぱなしのレジスタンス。フラストレーションがたまりつつも、ラストにはきちんとカタルシスをもってくるのはさすが。ただ、カイロ・レンが、ものすごく圧倒される悪役でないのに、こんなにフィーチャーされちゃって、次回作はどうなるのかという気もします。

 一方で、レジスタンスの方も準主役のダメロン(オスカー・アイザック)がその名の通り、ダメダメで、足を引っ張る味方の典型。フィンとローズも決戦ではこんな者かよという感じで、魅力がないのですよね。前作のハリソン・フォード、今作のマーク・ハミルとキャリー・フィッシャーという40年前のメンバーのほうがオーラが輝いているのは、世代交代後に大丈夫かと思ってしまいます。なかでもキャリー・フィッシャーは亡くなってしまい、エンドロールで彼女への献辞があったときにはウルっときましたけど、不安はますばかり。

 そんななか、前作でなんか宇宙をめぐる壮大な善と悪の対決が一転して家族、親戚間のもめごとかと突っ込みたくなる展開に陥ってましたが、レイの両親や、次回作に続くかもしれない、奴隷の子どもたちの描写はよかったです。次回作は何年後になるかわかりませんが、乞うご期待といったところでしょうか。
posted by 映画好きパパ at 07:03 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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