2018年02月25日

ローズの秘密の頁

 アイルランドを舞台に、現在(といっても1980年代)と第二次大戦下をいききしながら、一人の女性の愛を描いた大河ロマン。ただ、当時のアイルランドの状況をしらないとちょっとわかりにくかったかも。

 作品情報 2016年アイルランド映画 監督:ジム・シェリダン 出演:ルーニー・マーラ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、エリック・バナ 上映時間:108分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2018年劇場鑑賞44本目 



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 【ストーリー】
 アイルランドの海辺の小さな町にある精神病院が取り壊されることになり、精神科医のグリーン(エリック・バナ)は、病院に居座ろうと動かないローズ(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)の診察に訪れた。ローズは生まれたばかりの我が子を殺害した容疑で捕まった。だが彼女は赤ん坊は生きていると主張し、40年間も精神病院に収容されていたのだ。

 1940年、ドイツとイギリスの戦争が始まり、アイルランドの緊張も高まっていた。都会から親戚を頼って疎開したローズ(ルーニー・マーラ)は親戚のカフェで働くが、その色気が男たちを惑わすと噂になっていた。近所の酒屋の青年、マイケル(ジャック・レイナー)と恋に落ちたローズだが、マイケルがイギリス空軍の義勇軍に志願したことから、イギリス嫌いの住民たちから孤立する。やがて…

 【感想】
 アイルランドは隣の英国との関係が険悪なのはしっていましたが、義勇軍としてイギリス軍に参加する男性が、住民からこんなに敵視されるとはしりませんでした。また狭い村ゆえに、美人の若い女性が入ったことで、男たちの間にさまざまな思惑が走るというのもわかります。ただ、軍用機の不時着も含めて、地理とかがよくわからず、不明のままのシーンもありました。

 精神病院にとじこめられたローズの悲劇とマイケルへの愛を描いているのでしょうが、40年間閉じ込められたと言われても、その40年の描写がほとんどなく、40年前と現在が中心となるため、あまり重みを感じません。そもそも、人が恋愛に落ちるのに理由はないとはいえ、二人が親密になる描写も駆け足だったので、深く愛しているといわれてもピンとこないのですよね。

 あれだけ美しく華やかなローズも年をとって、精神病院に閉じ込められていたらおかしくなるというのもわかりますが、あまりにも違いすぎて2人を結びつけることもなかなかできませんでした。当初は、ローズが別人にすりかわっていたのか、とすら思ってしまいました。

 また、グリーンの存在も、説明はつくとはいえ、無理矢理物語にいれたよう。どうせだったら、過去のシーンをがっつり描いて、現在のシーンは最後だけにしたほうがバランス的にあっている気もしましたけど、そうなると大河ドラマになりませんしね。まあ、ルーニー・マーラの当時の美しいファッションをみるのは眼福でしたけど。
posted by 映画好きパパ at 07:03 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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