作品情報 2018年日本映画アニメ 監督:池田洋子 声の出演:引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯 上映時間:70分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ茅ヶ崎 2018年劇場鑑賞72本目
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【ストーリー】
野乃はな(声・引坂理絵)は約束を守ることを人一倍大切にしていた。彼女は幼い頃、約束が守れずに相手を傷つけてしまった苦い思い出があったのだ。さあや(本泉莉奈)、ほまれ(小倉唯)とはぐたん(多田このみ)をつれてきれいな花園を見に来た一行の前に、怪物ウソバーッカ(北村一輝)が現れ襲ってくる。
ウソバーッカは世界中をウソだらけの世界にするために、プリキュアを排除しに着たのだ。はなたちはプリキュアに変身して戦うが、ウソバーッカの強大な力に破れ、さあやとほまれは捕まってしまう。さらにウソバーッカは先輩プリキュアたちも襲いにいった。はなは一人で世界を守れるのだろうか…
【感想】
過去はプリキュアオールスターズということで、初代からのプリキュアが勢揃いしていましたが、人数が多すぎたためか、昨年のドリームスターズ!から、過去2作までのプリキュアとの共闘に限られており、本作も魔法使いプリキュアとキラキラ☆プリキュアアラモードのメンバーだけがゲスト出演しています。
実はテレビのHUGっと!プリキュアは見たことがなかったため、本作で始めて見たのですが、キュアエールは明るく元気なチアガールがモチーフということで、物語も王道でみていて元気がでるような作品に仕上がっています。先輩プリキュアたちの特徴もうまくいかしており、親娘ともども大満足でした。
今回は、はなが幼い頃約束を守れなかったことが物語の発端であり、約束を守ることがいかに大事かということを見ている子供たちに教えてくれます。ウソまみれの現実の大人たちには、この作品をみて反省してもらいたいほどでした。こんな時代だからこそ、すがすがしいまでにまっすぐなプリキュアの活躍が心に響きます。
悪役の声をあてている北村一輝は、エンドロールをみるまで気づきませんでしたが、本当に芸風が広い。クライマックスの華麗で迫力あるアクションから最後のオチ、そしてエンディングロールまで、すべてに気遣いが行き届いており、心にしみいる良い話になっていました。クローバーの花言葉の幸福が見た人すべてにわたりますように。