2018年04月27日

娼年

 日本の若手俳優の演技はすごいなと思います。松坂桃李もうまさと幅広い役柄への意欲を感じさせる1人。文字通り体当たりでAV同然の作品ですが、彼が主演したことで話題が集まるのも納得のできばえになっています。

 作品情報 2017年日本映画 監督:三浦大輔 出演:松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙 上映時間:119分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2018年劇場鑑賞95本目




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 【ストーリー】
 名門大学に通う領(松坂桃李)は子供の頃のトラウマから女性や恋愛に興味が無く、大学も休んで無気力な日々を過ごしていた。ある日、バイト先のバーでミステリアスな年上の女性、静香(真飛聖)に出会う。そして彼女に一夜を過ごすようにマンションに誘われたが、そこで待っていたのは聴覚障害者の若い女性・咲良(冨手麻妙)だった。静香の前で咲良とベッドをともにした彼は試験に合格したと告げられる。

 実は静香は若い男性を裕福な女性にあてがって売春させる高級コールボーイクラブのオーナーだったのだ。戸惑いながらも男娼になった領は、さまざまな客と出会い、女性の欲望の深さを通じて、成長していく。

 【感想】
 石田衣良の原作を、三浦監督が松坂主演で舞台にし、それを映画化したそうですが、映画しか見ていません。冒頭から激しいシーンの連続でAVと思えるほど。女性の裸よりも、松坂くんのお尻がきれいなほうに目がいってしまいました。

 ジャズ風のBGMを多用し、渋谷Shibuyaといった東京のおしゃれな地名を日本語とローマ字で表記する字幕、黒を基調としたファッションと、白黒の光が印象的なライティングと、おしゃれな作品にしたいという意図は伝わってきます。クライマックスの、空気に縦に線が入るシーンは失笑しましたが、こういうのをおしゃれと感じるひともいるのでしょう。

 個人的には1時間1万円という松坂の値段が安すぎに感じてしまいました。彼ほどの美男子をそれだけの値段で遊べるなら、人気は殺到するでしょう。あとでランクがアップして収入がふえたと台詞でいわれるシーンもあったけど、いくら若いとはいえ、1日何回も勤めるわけにいかないでしょうからそもそも、あんなおしゃれな設定をしていて、時給1万円(店の取り分は4割)で経営が成り立つのか不思議です。

 それに、欲望の形はさまざまで、アブノーマルな性癖を持った人は男女にかかわらずいるでしょうから、さまざまなプレイに対応できる領は、こういう仕事に向いていることが分かります。一方で、女性陣が胸を露出してもそれ以上の露出はないため、ソフトAVという感じでしょうか。かなり大げさなシーンもでており、現実にああいうことをやって喜ばれるかはかなり疑問。それにあまりにそういうシーンが多いので、途中からエロさよりも哀しさとおかしみが先に立ってしまい、なんか大げさにやっているなと飽きてしまいました。

 ともあれ、こういう役にくいつく松坂の役選びのセンスはさすがです。テレビドラマ「ゆとりですがなにか」で童貞で小心な青年をやっていたのと同一人物とはとても思えない。今後も彼の主演作を追っていきたいなあ。
posted by 映画好きパパ at 08:10 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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