2018年05月11日

ママレードボーイ

 トレンディドラマ全盛期の原作とあり、いかにもバブル的な脳天気な愛は勝つ的な発想にいらいら。みんな「いぬやしき」の獅子神に天誅をくらえばいいのに、と余計なことを考えてしまいました。

 作品情報 2018年日本映画 監督:廣木隆一 出演:桜井日奈子、吉沢亮、中山美穂 上映時間:127分 評価★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2018年劇場鑑賞108本目 






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 【ストーリー】
 女子高生の小石川光希(桜井日奈子)は、両親の仁(筒井道隆)と留美(檀れい)から離婚すると言われ驚く。しかも、それぞれ旅行先で知り合った松浦要士(谷原章介)、千弥子(中山美穂)夫婦と相手を入れ替えて再婚、シェアハウスで皆で住むというのだ。

 光希はいやがるが、松浦夫妻の息子で光希と同い年の遊(吉沢亮)は平然としていた。スポーツも勉強も優秀でイケメンの遊が希の学校に転校してくる。最初は反発していた光希だが、徐々に遊に惹かれていって…

 【感想】
 突然の同居で最初は反発したカップルがやがてくっつくというのはこの手の映画の典型でしょうが、本作の場合、光希が遊に恋に陥る心理が雑で、幼なじみ(佐藤大樹)との関係も含めて単にテンプレ通りとしか思えず、冷ややかにみてしまいます。教師に恋している同級生の茗子(優希美青)の方がまだ心情はわかりやすい。

 さらに、親世代の馴れ合いの雰囲気が気持ち悪い。ラストでいろいろな秘密?が明らかになりますが、ちょっと、これはみたいな引っ張り方で、頭が恋愛脳におかされたトレンディドラマを今頃、なぜ実写化するのかという気がしてなりません。中山美穂は、この間のドラマ「未解決の女」では被害者役だったし、このあと主演作が控えているとはいえ、完全にわきに回った印象。

 桜井、吉沢のフレッシュコンビは、ビジュアルも合格点で、演技も不安なところはなかったけど、それだけに印象が薄かったともいえます。ちょくちょく出演作が目立つ吉沢と違い、桜井は初主演作なので今後に期待でしょうか。大人世代の俳優も含めて、ヘタではないのだけど、みていて背筋がぞわぞわするような感じでした。

 青春映画を多く撮っている廣木監督も、テニスのラリーのシーンとか、それなりに工夫しているけれど、印象的なカットはあまりなく。特に2人が旅行に出かけるさきの北九州が、あまりに魅力がない撮り方なのでびっくりしました。全体的に引きつけられるものがなかったのですよねえ。原作やアニメのファンだったら別なのかもしれません。
posted by 映画好きパパ at 07:24 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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