2018年08月02日

未来のミライ

 細田守監督による家族の絆をテーマにしたファンタジー。ただ、予告篇から想像したのと内容が違うのはまだしも、主要登場人物みんながイライラさせるので、爽快感からほど遠かったです。

 作品情報 2018年日本映画アニメ 監督:細田守 声の出演:上白石萌歌、黒木華、星野源 上映時間:98分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2018年劇場鑑賞173本目




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 【ストーリー】
 甘えん坊の4歳の少年くんちゃん(声・上白石萌歌)に妹のミライちゃんができた。今まではくんちゃんのことばかり構っていたお母さん(麻生久美子)もお父さん(星野源)も赤ちゃんのことばかり。くんちゃんは不満でたまらない。

 ある日、くんちゃんが庭に出ると、制服姿の女の子がたっていた。なんと彼女は未来からやってきた妹のミライちゃんで、くんちゃんに頼みがあるという。いったいどんなことなのだろうか。

 【感想】
 細田監督作品って、「時をかける少女」以外はあまり好きくない。なんか選ばれしものが活躍するという生まれ重視の作品という印象が強く、女の子はかわいく描けているけど、ストーリーに関心することはあまりありませんでした。本作も、ストーリーというより、主要キャラのぐたぐたにイライラします。

 まず、くんちゃんの甘えん坊ぶりですが、これはどうみても両親が一人っ子ということで甘やかしすぎでしょう。赤ちゃん帰りはしょうがないにしても、赤ちゃんに手をあげるなんて、いくら4歳でもやりすぎです。さらに、いくつかの短編からなっているのですが、それぞれのエピソードで成長したようにみえて、また次のエピソードでは元に戻っているのが、軽くいらっときます。

 お父さんとお母さんも、今時の夫婦をあらわしたかったのかもしれませんけど、気弱で使えないお父さんと、すぐ文句を言うお母さんって、いかにもテンプレっぽい。サザエさんの時代であるまいし、今の若い男性で、トースターも使えずパンをこがしてしまうなんてありえますかねえ。未来のミライちゃんの活躍も少ないですし。

 さらに、内容がよければ娘をつれていこうかと思ったけど、クライマックスのエピソードは、正直、子どもにみせるには怖いとおもいました。そもそも家族の絆をうたっているけど、両親がいなかったり、毒親だったりした場合は価値がないのかなあと意地悪な突っ込みも入れたくなります。

 ミライちゃんの絵がいいのと、横浜や横須賀の景色も丹念にあるので、アニメーションの美術としては良いできだなとおもったのだけど、なんかこんな一家のときめかない話をみせられてもなあ。まあ、子どもが4歳ぐらいの親がみればまた別の感想があるのかもしれませんけどね。


posted by 映画好きパパ at 08:03 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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