2018年08月20日

2重螺旋の恋人

 フランソワーズ・オゾン監督って、フランス映画界の中では具体的でメリハリがきいている印象があってよく観るのですが、本作はちょっと僕の好みと違ったなあ。観客を驚かそうとして、ちょっとフェアでない気がしました。

  作品情報 2017年フランス映画 監督:フランソワーズ・オゾン 出演:マリーヌ・ヴァクト、ジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット 上映時間:107分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2018年劇場鑑賞187本目




ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 【ストーリー】 
 原因不明の腹痛に悩む25歳の元モデル、クロエ(マリーヌ・ヴァクト)は医者から精神的な問題が原因とされ、精神科医のポール(ジェレミー・レニエ)を紹介される。診察をうけるうちに、誠実なポールに惹かれたクロエは、やがて同棲をはじめる。

 ある日、バスの中から、ポールが別の女性と話しているのをみかけたクロエはそのことを問いただす。だが、ポールはそんなところに行っていないといいはる。不審に思ったクロエは、その場所を訪れると、ポールそっくりの男ルイ(ジェレミー・レニエ)がいた。やはり精神科医だというルイは、ポールの双子の兄弟だという。だが、外見はそっくりでも、ルイは乱暴で自分勝手な男だった。しかし、ルイに抱かれると拒めないクロエ。やがて…

 【感想】
 2重螺旋ということで、双子の秘密や、親と子の二面性といったさまざまな寓意をふくませているというそうだけど、やはり違和感は否めず、まさか、こういう話でないだろうなと思ったほうに、どんどん話がいってしまってちょっとがっかりしました。一応、観客は画面にでていることしか情報が入ってこないわけで、だからこそ、こういうストーリーはなんだかなあ。

 また、終盤、大きな秘密が明らかになった後も、やたら何かありそうにふりまかれた、前半の伏線はすっきりと回収されないし、受け手のほうで都合良くストーリーをつないでいかなければなりません。まあ、フランス映画っぽいといえばそうなんですがね。

 もう一つフランス映画っぽいのが、やたらとラブシーンがあることで、マリーヌ・ヴァクトの均整な裸は美しかったけれど、途中から眠気が先にたってしまいました。ライティングなどに気を遣って美しくみせようとしているのはわかるけれど、まあ、これも好みの問題だから、美男美女のラブシーンがみたいという需要も強いでしょうからね。

 三毛猫にオスがほとんどいないという豆知識を、邦画でなくてフランス映画で得られたのが一番記憶に残ったかもしれません(笑)
posted by 映画好きパパ at 07:33 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。