2018年08月29日

ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間

 「メアリと魔女の花」のスタジオポノックによる短編アニメ3本ですが、内容もターゲットもばらばらで、正直困惑しました。木村カエラのオープニングとエンディングは癖になりそうでよかったです。

  作品情報 2018年日本映画アニメ 監督:米林宏昌、百瀬義行、山下明彦 声の出演:木村文乃、尾野真千子、オダギリジョー 上映時間:54分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2018年劇場鑑賞196本目
 



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 【ストーリー】
 ・カニーニとカニーノ
 川底で暮らすカニーニ(声・木村文乃)とカニーノ(鈴木梨央)の幼い兄妹。嵐の夜大変なことが起きてしまい…

 ・サムライエッグ
 重度の卵アレルギーの息子、シュン(篠原湊大)。両親(坂口健太郎、尾野真千子)が留守の時に食べたアイスクリームに卵が入っていて…

 ・透明人間
 古いアパートに住み、毎日会社にでかけ、一人で暮らす透明人間(オダギリジョー)の日常。

 【感想】
 カニーニは、いかにも子ども向けで有りそうなファンタジー。カニーニ一家はなぜか人間の姿をしています。この世界ではカニは皆同じ姿なのかとおもったら、普通のカニもでてきて、よく分かりません。短編という制約もあって、タイトル通り小さな冒険で終わってしまいますが、巨大な魚に襲われるシーンや、嵐の川の様子などは迫力がありました。

 サムライエッグは一転、リアルな話。僕の周囲に重度なアレルギーを持った人がいないため、こんなに大変だとは思いませんでした。卵を少しでも口にすればすぐはき出しても、直ちに処置して救急車で運ばれてしまいます。でも、年頃の少年らしく野球が大好き。両親も苦労が絶えないだろうけど、愛情をシュンにそそぎます。アレルギーの基礎が分かる学習アニメみたいでした。

 透明人間は賛否別れるだろう不思議なテイストの話。透明人間なのになぜ会社で仕事をするのか。周囲がまったく無視している比喩的な透明人間かと思いきや、自動ドアは開かないし、重たいものをもっていないと吹き飛ばされてしまうし、よくわかりません。大人の僕でもわからないのだから、子どもがみてわかるのかなあ。

 カニーニは子どもも楽しめるでしょうが、大人からするとちょっと食い足りない。サムライエッグは知識は得られます。透明人間は抽象的な話になっている。それぞれ15分程度の短編なのに、まったく違うので疲れました。また、実写映画でもとれるくらい豪華な俳優を声にあてているけれど、これもあまり効果的とはいえません。まあ、ありきたりの作品ばかりじゃ日本のアニメも進化しないから、こういう変わり種もたまにはいいのかもしれません。
posted by 映画好きパパ at 07:21 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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