2018年09月06日

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

 1980年、伝説の試合となったウィンブルドンの決勝を軸に、ビヨルン・ボルグ、ジョン・マッケンローという好対照のライバルの対決を追ったスポーツ映画。迫力あるテニスシーンの連続に思わず見とれてしまいました。


 作品情報 2017年スウェーデン、デンマーク、フィンランド映画 監督:ヤヌス・メッツ 出演:スヴェリル・グドナソン、シャイア・ラブーフ、ステラン・スカルスガルド 上映時間:107分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2018年劇場鑑賞200本目 



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 【ストーリー】
 1980年のテニス・ウィンブルドン大会は、世界中から注目されていた。冷静沈着なプレーで氷の男と呼ばれた世界ランキング1位のボルグ(スヴェリル・グドナソン)が、大会5連覇の大記録をかけて出場したのである。ライバルでランキング2位のマッケンロー(シャイア・ラブーフ)は審判や観客とのトラブルなど、プレー以外のことで名をはせ、暴れん坊、炎の男と呼ばれており、ボルグの記録をとめるかが最大の話題になっていた。

 スランプのため、自分の恩師であるレナート(ステラン・スカルスガルド)や婚約者のマリアナ(ツヴァ・ノヴォトニー)とも衝突してしまったボルグに対して、相変わらずコートの外での振る舞いが話題になるマッケンロー。いよいよ二人は決勝で相まみえることになった…

 【感想】
 ボルグもマッケンローも名前ぐらいしか知らず、テニス史に残るこの試合の結末も知らなかったので、最後まで楽しめました。ただ、同じテニス映画でも「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」は社会問題の象徴としてテニスを使ったけど、こちらは純粋なスポーツもの。個人的には面白かったけど、後には残らない感じ。

 ボルグ、マッケンローともに少年時代のシーンをカットバックしています。北欧の映画なのでボルグのほうに比重がありましたが、紳士的なプレーで有名なボルグが子どもの頃はマッケンロー顔負けの問題児だったり、ボルグの実家は庶民で、マッケンローの生まれは金持ちというのも、何とは皮肉です。

 また、行く先々でファンやマスコミに囲まれるボルグに対して、マッケンローは一人でひょこひょヘッドホンをつけながら歩いているので、そこの対比も面白かった。もっともマッケンローの最初の妻は女優のテイタム・オニールだったし、本当はセレブにもてもてだったんでしょうがね。

 天才の苦悩、親から期待されないことへの苦悩もスパイス程度で、あくまでもクライマックスのテニスシーンを盛り上げるためという感じ。押し寄せるファンから逃げた喫茶店主が、ボルグのことを知らなかったというエピソードが笑えましたが、とにかくプレイシーンをもり立てようという感じです。

 そして、何よりもテニスシーンは、天井からとるなど撮影にも工夫していますし、やはりボルグが現代テニスの父といわれるだけあって、試合シーンは「バトル・オブ〜」よりはるかに見応えがありました。
posted by 映画好きパパ at 07:23 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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