2018年10月30日

恋のしずく

 電通がかんでいる低予算のご当地映画ですが、川栄李奈主演で、大杉漣共演ということで見てきました。日本酒がテーマなだけに終わった後、飲みたくなりました。

 作品情報 2018年日本映画 監督:瀬木直貴 出演:川栄李奈、小野塚勇人、大杉漣 上映時間:116分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ港北 2018年劇場鑑賞252本目 



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 【ストーリー】
 東京の農大生、橘詩織(川栄李奈)は天才的な舌の持ち主で、ソムリエになるのが夢だった。だが、実習先は希望したワイナリーでなく、広島県・西条の乃神酒造となり、ショックを受ける。

 しかも、乃神酒造では手違いで今年は実習を受け入れないといわれる。詩織が日本酒嫌いと知った社長の輝義(大杉漣)は追い返そうとする。このままでは単位をもらえない詩織は必死に頼み込み、酒造に酒米を卸している高宮美咲(宮地美緒)の取りなしもあり、なんとか受けられることに。そこで見たのは昔ながらの手法にこだわる輝義と、それに反発する息子の完爾(小野塚勇人)の対立だった。杜氏の坪島(小市慢太郎)に鍛えられながら、次第に日本酒の奥深さをしった詩織は…

 【感想】
 日本酒は最近飲まず、詩織と一緒に何となく悪酔いしちゃうと敬遠していた僕ですが、杜氏や醸造元、酒米農家ら多くの人たちの思いをしるとともに、とんかつなど意外な料理に日本酒が合うことを教えてくれるうんちくもあり、日本酒のイメージが少々良くなりました。

 ストーリーは手堅いというか、しっとりくるけど想定内のもの。しかし、題材が地味なだけに、真面目に作っているという印象を受けました。詩織と完爾が最初は反発しながら惹かれ合っていくというのは、詩織と日本酒の関係そのものですし、すぐにくっつくのではなく、丁寧に丁寧に描かれています。

 酒所・西条というロケ地も良く生かしており、祭りの風景だけでなく、酒米の収穫に総出になる様子、なにより酒造りがこんなふうに真摯に作られているということがわかる丁寧な演出にも好感がもてます。

 川栄は失礼ながら初主演で荷が重いかと最初は思いましたが、逆にこうした小品には彼女のような、どぎつさはないけれど丁寧で、美人だけど目立たないといった女優があるのだと思えてきました。さらに、大杉がさすがの貫禄をみせて、小市の頑固職人ぶりとあわせて、物語を引き締めます。大ヒットする作品ではないでしょうが、どこかほっとさせる邦画の長所がでていた作品でした。
posted by 映画好きパパ at 19:00 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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