2018年11月09日

嘘はフィクサーのはじまり

 リチャード・ギアが政界でてんてこまいする予告篇が気に入って楽しみにしていたのですが、終わってみればなんじゃこりゃ。まあ、日本では当たり前でアメリカでは珍しいから映画になったのかもしれませんが。

 作品情報 2016年イスラエル、アメリカ映画 監督:ヨセフ・シダー 出演:リチャード・ギア、リオル・アシュケナージ、シャルロット・ゲンズブール 上映時間:118分 評価★★(五段階) 観賞場所:チネチッタ川崎 2018年劇場鑑賞267本目




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 【ストーリー】
 ニューヨークで政治経済コンサルタントをしているノーマン・オッペンハイーマー(リチャード・ギア)は、口先はうまいものの大物には相手にされない二流のコンサルタントだった。それがニューヨークを訪れたイスラエルの副大臣ミカ・エシェル(リオル・アシュケナージ)がだれにも相手にされないなか、ノーマンが高級靴をプレゼントしたことから親交を深める。

 3年後、ミカはイスラエルの総理大臣に出世していた。再びアメリカを訪れたミカは、ノーマンを自分のアメリカにおける友人とレセプションで大歓迎する。それをみていた周囲の人間はノーマンが大物と思い込み、彼を持ち上げる。大喜びだったノーマンだが、裏口入学の斡旋から寺院への寄付までありとあらゆる相談を持ちかけられて、てんてこまいに。

 【感想】
 アメリカを牛耳るコンサルタント、ロビイストの問題については「女神の見えざる手」という傑作がありました。本作はリチャード・ギア主演ということで、ユーモア交じりというのは分かるのですが、ノーマンがあまりにもいい加減で見識もなく、それでよくコンサルタントがつとまるのかと逆にあきれてしまいます。

 さらに、後半のノーマンは、イスラエル領事館のアレックス(シャルロット・ゲンズブール)によって、トラブルに見舞われるのですが、どう考えてもノーマンが悪く、愚かとしかみえません。だから、勝手にふるまった結果、トラブルが起きるだけなので、観ているこちらからすれば、むしろザマアとしか思えません。

 また、イスラエルのような国の首相候補がそこまで脇が甘いと思えないのですが、それでも自分が冷遇されているときに受けた恩は人は必要以上に感じるものなのなのかな。それにしてはラストはいかにも日本的で、逆に日本だったらなんの驚きもないということに、みているこちらが不感症になっているのかもしれませぬ。

 ニューヨークの四季をバックにしたリチャード・ギアは相変わらずこじゃれていますが、「運命は踊る」でシリアスな演技をみたばかりのリオル・アシュケナージが、こういう軽妙な演技ができるというのもへえーという感じ。そのほか、スティーヴ・ブシェミとかハンク・アザリアとかクセモノがでているのですが、それだけにもう一ひねりほしかったなあ。
posted by 映画好きパパ at 07:02 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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