2018年11月10日

スマホを落としただけなのに

 スマホに依存する現代社会の恐怖を描くかと思いきや、頭のおかしいスーパーハッカーの仕業と、相変わらずの内容。「サーチ」と比べると邦画の時代遅れがよくわかります。

 作品情報 2018年日本映画 監督:中田秀夫 出演:北川景子、田中圭、千葉雄大 上映時間:116分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2018年劇場鑑賞268本目



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 【ストーリー】
 OLの稲葉麻美(北川景子)は、恋人の富田誠(田中圭)からプロポーズをされた。だが、富田がスマホをタクシーで落とした後、ストーカーにつきまとわれるなど不可解な事が相次ぐ。しまいに何者かがスマホを乗っ取り、麻美のベッドでの写真をSNSにアップしてしまった。

 一方、神奈川県警の刑事毒島(原田泰造)と加賀谷(千葉雄大)は、女性ばかりを狙った連続猟奇殺人犯を追っていた。ITに詳しい加賀谷は被害者に共通の特徴を見つけ出す。やがて、麻美の事件と、連続殺人が結びつき…

 【感想】
 この映画を観る2日前、テレビドラマ「獣になれない私たち」でも、田中圭がスマホを落として、恋人の新垣結衣がひどい目に遭っていました。たんなる偶然でしょうが、観ているこちらとしてはげんなり。田中圭はそういう役が似合っているにしてもねえ。

 前半のスマホが乗っ取られるあたりは、パスワード管理に気をつけて、見知らぬサイトはリンクしないようにという程度の知識は観客に得られるけど、終わってみれば犯人が、またかというようなワンパターンのサイコというのがなあ。SNSも架空のもので、「サーチ」がフェイスブック、インスタといったSNSを実名で出して、それぞれの特徴をいかしていたのに比べると雲泥の差。

 一番、おかしいのは、すぐに警察に通報すればクライマックスのシチュエーション自体成り立たないのに、なんでだれもしないのかということ。現場に向かって走っている暇があれば、通報しろよ。そもそも犯人だって、その危険を頭に入っているはずなのに、子ども向け特撮の怪人みたいに、何も手を出さないのに勝ち誇っているのだから、あきれてしまいました。

 一応、クライマックスでは一ひねりを加えているけれど、ミステリーの名作で知られるある作品と同一のプロットだし、観客にわかりやすいように、途中からそのことがだだ漏れになって、いくらなんでも、こういう結論じゃないだろうと思ったら、まさにその通りのがっかり感はありません。

 まあ、予告篇にあるように北川景子が恐怖にかられる演技は、あまり彼女のこういう役柄をみたことがなかっただけに面白かったです。
posted by 映画好きパパ at 07:00 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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