2018年11月23日

ビブリア古書堂の事件手帖

 現在と過去をいきつしつつ、物静かに作っていて、途中で10分ぐらい記憶がなくなりました。解決編はあまりに登場人物の行動に粗がありすぎたかなあ。

 作品情報 2018年日本映画 監督:三島有紀子 出演:黒木華、野村周平、夏帆 上映時間:120分 評価★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2018年劇場鑑賞282本目



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 【ストーリー】
 本が嫌いな五浦大輔(野村周平)は、亡くなった祖母の絹子(渡辺美佐子)の遺品の夏目漱石全集を近所の古本屋、ビブリア古書堂に売りに行った。大輔が幼い頃、全集の「それから」を読もうとしたところ、絹子に体罰をうけ、それ以来本が読めなくなったのだ。

 ビブリア古書堂の店主、篠川栞子(黒木華)は、その古本から若かりし頃の絹子(夏帆)の秘密の恋があったと推理する。驚いた大輔は、足が悪くて本を運べない栞子を手伝うため、ビブリア古書堂に勤め出す。そのころ栞子は、店で一番高価な太宰治の初版本をゆずるよう、謎の男から脅迫されていた…

 【感想】
 普段はおとなしいけれど、本のことになると止まらなくなる栞子を黒木華が好演。何年か前にドラマ化された時の剛力彩芽とは違った形で魅せてくれます。また、50年前の絹子役の夏帆と、道ならぬ恋に落ちた田中役の東出昌大が、彩度を落とした画面も良くあい何ともノスタルジックで美しい絵を作っていました。東出はこういう古風なイケメンはよく似合いますねえ。

 ただ、ストーリーを考えると、今ひとつ。まず、過去の恋愛話ですが、作家志望の田中が甘ちゃんにしかみえず、労働者階級(定食屋の妻)の絹子が、そんなインテリぶったイケメンにふらふらとひかれていって密通しただけの話であり、だから何という感じ。

 さらに、現代編のミステリーもよく考えたら不思議で、口では警戒していることをいっているのに、扉はあけっぱなし。クライマックスは栞子と大輔が犯人に追われるのですけど、いや、普通に110番するか警察にかけこめばいいのに、最初は自動車で追いかけっこ、しまいは足をけがしている設定を無視して、あちこち走り回る。ちょっと穴だらけで、スローテンポにとっているから勢いでごまかすこともできず何だかなあ。

 また、本は人を助けるよりも人を狂わす怖いものというふうにしかみえないのは、どうなのかなあ。本好きとしては寂しいプロットでした。

posted by 映画好きパパ at 07:15 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。