2018年11月28日

走れ!T校バスケット部

 なんか、バスケ映画が集中して上映されますが、その第一弾として、オーソドックスな青春ムービーで楽しめました。子どもに見せてあげたいと思える佳作です。

 作品情報 2018年日本映画 監督:古澤健 出演:志尊淳、佐野勇斗、早見あかり 上映時間:115分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2018年劇場鑑賞286本目




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 【ストーリー】
 バスケの強豪・白瑞高校で1年生エースだった田所陽介(志尊淳)は友人がいじめに遭っているのをかばったところ、今度は自分がいじめの標的となった。学校は守ってくれず、失意の陽介は地元の公立多田野高校(T校)に転校。母が亡くなった後、男で一つで育ててくれた父の正直(椎名桔平)に、二度と部活はしないと誓う。

 T校のバスケ部は弱小で、マネージャーの佐藤浩子(早見あかり)は、陽介をスカウトしようとする。だが、キャプテンの矢嶋俊介(佐野勇斗)は、チームの和が崩れると否定的。陽介自身も二度とバスケ部に入る気はなかった。しかし、英語を習いに行った教会で、バスケの名手のモーガン(ジュフ磨々道)から、「どんなに才能があっても一人でバスケはできない」と諭され、再び、バスケをやろうと決意する。

 【感想】
 いじめにあった主人公が、転校先で仲間と出会って再び立ち上がる。マネージャーとの淡い恋、そして、バスケの猛練習。青春スポーツ映画の要素が過不足なく盛り込まれており、情報量の多さを古澤監督はうまく処理して、テンポ良い作品に仕上げています。

 なんと言っても主人公周りのキャラクターが魅力的。キャプテンの俊介は、最初は陽介を入れるのを渋っており、浩子への淡い恋のライバルでもありますが、リーダーシップを見事にみせつけます。T校でもいじめの芽が起きたとき、陽介は恐怖で何もいえなかったところを、俊介が見事につぶしてくれました。それでいて、陽介にちょっかいをだしたりして人間的なところが何ともたまりません。マネージャー役の早見は可もなく不可もなくという感じでしたが、他のバスケ部員はそれぞれ個性的で、うまくできていました。

 また、正直との親子関係も、ぎこちなく不器用だけど愛情をそそぐ父親を椎名が普段のイメージを覆す感じながらほほ笑ましい。青春映画で親との場面がきっちり描かれている作品はできがよいものが多いという気がしており、本作はまさにそんな感じがしました。このほか、YOU,竹中直人ら癖のある役者を要所要所で印象的な役になっています。千葉雄大、竹内涼真のゲスト的な出演もおいしかった。

 バスケのシーンはさすがに、いくら1人うまいプレーヤーが入っても、強くなるというのは現実には難しいでしょう。でも、映画だからなあで、許容できる範囲でした。モーガンさんの使い方もよかったし、こういう夢のある青春ストーリーは好みです。エピローグはちょっと、ある人気映画と似ていて蛇足のような気もしましたけどね。
posted by 映画好きパパ at 07:21 | Comment(0) | 2018年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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