2019年04月12日

ザ・プレイス 運命の交差点

 一見、わかりやすいけどわかりにくい作品。副題の通り、運命は良いことも悪いことも起きて、自分ではどうしようもないということでしょうか。最後のほうのある女性登場人物の運命については、正直びっくりしましたけど、好みじゃなかったかな。

 作品情報 2017年イタリア映画 監督:パオロ・ジェノヴェーゼ 出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、サブリナ・フェリッリ、マルコ・ジャリーニ 上映時間:101分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2019年劇場鑑賞97本目




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 【ストーリー】
 ローマのカフェ「ザ・プレイス」の片隅に座る中年男(ヴァレリオ・マスタンドレア)。彼と契約を結べばどんな願いもかなえてくれるという噂があり、連日、依頼人が彼のもとにやってくる。「目がみえるようになりたい」という盲人、「末期がんの子どもの命を救って欲しい」という父親、「美人になりたい」という若い女性。願いはさまざまだが、男は願いをかなえる代わりに、とんでもない条件を出していく。あるときは「爆弾を仕掛けろ」、あるときは「女の子を誘拐しろ」、あるときは「妊娠しろ」。

 条件を聞いてひるむ依頼人もいれば、自分の願いのために犯罪を犯そうという者もでてくる。男は果たして神の使いか、悪魔か、はたまた詐欺師なのだろうか…

 【感想】
 アメリカのドラマ「The Booth 〜欲望を喰う男」のリメイクだそうで、アメドラのリメイクなら、なんだかんだいってウエルメイドな話かと思いきや、結構、不条理な話でした。男は分厚い手帳を持っており、願いに対する指示はそこに書いてあるようで、男自身もなぜそのような指示を出すのかわかっていない様子。そして、依頼人が途中経過を事細かに話すと、手帳に詳しく記載していきます。

 だれかの幸せは、本人の思いも寄らないところで見ず知らずの人の不幸の上に成り立っているということをいいたいのでしょうか。依頼人達の願いは、「美人になりたい」というわがままなものから、「末期ガンの子どもを救いたい」という深刻なものまでさまざま。簡単なものだからかなうというわけでもないし、深刻なものでも、とんでもない条件を課されることもあります。

 舞台はカフェだけで、せいぜい、外からカフェの外観を撮すぐらい。9人の依頼人が入れ替わり立ち替わり相談に訪れます。それぞれ1分にもみたないやりとりが何度も続きます。箸休め的に、店のウエイトレス、アンジェラ(サブリナ・フェリッリ)が男の正体に興味をもつところがありますが、最後まで謎は多いままですし、会話はわかりやすいけど、物語の意図がよく分からないままでした。

 イタリア映画はあまり詳しくないのですが、本国では人気のオールスターキャストだそうで、イタリア映画ファンがみれば面白いのかも。また、因果応報ということではまったくなく、善人が不幸な結果に陥ったり、その逆もあるので、そういうシニカルなストーリーが好みの人にも会うのではないでしょうか。
posted by 映画好きパパ at 07:21 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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