作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ロブ・レターマン 出演:ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、ライアン・レイノルズ 上映時間:105分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2019年劇場鑑賞129本目
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【ストーリ−】
ポケモンが存在している世界。祖母に育てられている孤独な少年ティム(ジャスティス・スミス)は、名探偵だった父親が事故で亡くなったとの連絡をうけ、はるばるライムシティにやってきた。そこは人間とポケモンが協力して生活している町だった。
新人テレビ記者のルーシー(キャスリン・ニュートン)から、単純な事故でなくて陰謀が隠されていると聞かされるティム。父の住所兼事務所に入ると、そこに怪しい影が。それは記憶を無くしたピカチュウで、しかも彼は人間の言葉(声・ライアン・レイノルズ)をしゃべるのだ。しかし、ピカチュウの言葉はティム以外には通じない。ピカチュウはティムの父親の住所と名前が書かれたメモをもっていた。1人と1匹は事件の真相を探るため、捜査をはじめるが…
【感想】
ポケモンは詳しくなく、ピカチュウ以外はイーブイぐらいしかしらないのですが、残念ながらイーブイはほとんど登場しませんでした。また、ピカチュウのおっさん声も最初は違和感がありましたが、他の人が聞くといつもの大谷声の「ピカピカ」しかしゃべれなくなるので次第に安心します。
この世界では人間は相棒のポケモンがあり、登場するポケモンは多種にわたってそれぞれ特性をいかした活躍をしています。ルーシーのパートナーはアヒルのような姿をしたコダックだし、事件を捜査するヨシダ警部補(渡辺謙)のパートナーは、警察犬そっくりのブルー。このほか、多くのポケモンが登場しており、ファンだったら十分楽しめるでしょう。
ストーリーも、ハリウッドの娯楽大作の王道的作品で、主人公とヒロインが最初は反発して次第に協力しながら巨大な陰謀にせまるというもの。主人公はしっかり成長していくし、巨大ポケモン大暴れといったアクションシーンもあるので、みていて飽きるところはありません。
反面、昨年公開の劇場版アニメ「みんなの物語」のような泣けるシーンは少なく、このあたりは日本人とアメリカ人の感覚の違いといったところでしょうか。それでも実写のインパクトは強いので、ファンだったら見て楽しめる作品といえそうです。
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