2019年05月18日

あの日々の話

 大学生サークルの一夜のできごとをコミカルに取り上げており、いたさ、若さ、青さそれぞれ観客によって感じるところがあるのでは。ちょっと下劣だけど甘酸っぱさもある青春映画です。

  作品情報 2018年日本映画 監督:玉田真也 出演:山科圭太、近藤強、森岡望 上映時間:100分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:渋谷ユーロスペース 2019年劇場鑑賞131本目




ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 【ストーリー】
 大学サークルで代表選挙が行われた夜。サークルの主要メンバーたちは、恒例のカラオケボックスでオールナイトをすることにしていた。OBを含めた9人の男女が残っていたが、女性陣がいないときに、ある女性の荷物からコンドームがでてきたことで、男性陣は異様にハイテンションになり…

 【感想】
 劇団玉田企画の演劇を、演出家の玉田真也が脚本、監督となり映画化。主要キャストも初演時のメンバーだそうです。そのためか、主役の山科圭太は1985年生まれなのに大学1年生の役をするなど、実年齢が高めのキャストが多く、最初は気になりましたが巧妙な会話劇に次第に気にならなくなりました。

 舞台の大半がカラオケボックスというシチュエーションコメディ。大学生と社会人の意識のギャップ、女性陣の一見和やかな中でのマウントの取り合い、そしてだれがだれのことを好きでどうやって落とせるかで盛り上がるなど、いかにも大学生あるあるといった話です。また、サークルは体育会系なのか、先輩が絶対という雰囲気があり、空になったグラスにつがないと「たるんでる」といわれるところなどは、日本のある文化をうまく描いています。

 僕自身、こういうパリピ系、体育会系は苦手なのですが、僕でも体験したことがあるどんな社会でもあるなんともいえない空気を本当にうまく画面に描いていました。また、夜が明けて、宴が終わった後の何ともいえない感じもきっちりと表現しており、後半、終盤にいくにかけ、えもるような良作です。

 主演陣は演劇畑の人が多くて、ほとんど知らない人で、いわゆる俳優が演じる美人すぎる、イケメンすぎる人ではなかったのが余計、リアルさを感じさせてくれました。出番は少ないですが太賀と村上虹郎という、邦画界のホープがきっちりしめてくれるのもいい。青春のイタさはクスクス笑えるので、今青春真っ盛りなひとも、ぼくのように遠い過去になった人も両方楽しめると思います。
posted by 映画好きパパ at 07:06 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。