2019年06月04日

アメリカン・アニマルズ

 大学生グループが大学図書館から希少本を強奪した事件をそのまま映画化。現在の本人のインタビューもあり、映画としては珍しいけどNHKなんかが最近よくあってる再現ドラマのようなイメージです。ただ、事件がちょっとしょぼかったかな。

 作品情報 2018年アメリカ、イギリス映画 監督:バート・レイトン 出演:エヴァン・ピーターズ、バリー・キオガン、ブレイク・ジェナー 上映時間:116分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2019年劇場鑑賞148本目 




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 【ストーリー】
 アーティスト志望の大学生スペンサー(バリー・キオガン)は退屈な毎日からサヨナラし、自分の人生を変えてくれるような刺激的な出来事がおきないかと思っていた。大学図書館に1200万ドルもの価値がある希少本が展示されていることをしったスペンサーは友人のウォーレン(エヴァン・ピーターズ)に相談する。破天荒でカリスマ性のあるウォーレンは、本を強奪する計画を立てた。
 FBI志望のエリック(ジャレッド・アブラハムソン)と、起業家のチャズ(ブレイク・ジェナー)を仲間に誘い、海外での販路も開拓。いよいよ、決行の当日になったのだが点

 【感想】
 若者らしい無謀な夢にノリノリなところから、現実の厳しさにぶち当たるところをきちんとみせている青春クライムムービー。実際の事件を再現しているので、映画のような超人的な登場人物は一人もいません。それだけに、日本のバイトテロがかわいくみえるような、ノリで強盗をやってしまうアメリカ南部の大学生って、ちょっと世界が違うわ(笑)

 映画「レザボア・ドックス」さながらに「ミスター・ブラック」などコードネームをつけてわくわくしながら計画をたてる。しかし、所詮はアマチュアの犯罪者で、いざ決行となるとおじけづくわ、ミスの連続わでみているこちらが目を覆いたくなるよう。でも、それも青春のみじめなところでしょう。

 現在のスペンサーやウォーレンが登場し、過去を振り返るときに証言に矛盾があるとそれぞれを撮すというのは「アイ・トーニャ」でもみたけれど、最近流行なんでしょうかね。でも、これほどの犯罪でも、やはり緊張しまくっているのか記憶があいまいというのも人間らしい。また、被害者である図書館司書の女性本人も登場するのに驚きました。

 しかし、いくら青春の挫折とかあっても、強盗はやってはいけないことだし、自分たち自身の人生もお先真っ暗になります。そんな基本的なことがわからない彼らの愚かさがとても痛かった。現在の彼らもどこまで反省しているのか微妙だったし。

 とはいえ、強盗にいくときの高揚感や、希少本が野鳥名鑑だったことから、あちこちで出てくる鳥や野生生物のイメージがなかなかスタイリッシュ。単なる学生のお馬鹿な犯罪をそれなりに意義があるようなものに見えてくるのが不思議です。
posted by 映画好きパパ at 08:30 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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