2019年06月05日

プロメア

 「キルラキル」などポップなキャラクターでしられる今石洋之監督と中島かずき脚本のオリジナルアニメ。とにかく熱いのだけど中でも堺雅人の演技が半端なく、おなかいっぱいになりました。

 作品情報 2019年日本映画アニメ 監督:今石洋之 声の出演:松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人 上映時間:111分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2019年劇場鑑賞149本目



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 【ストーリー】
 近未来、突如、発火能力を持つ人種「バーニッシュ」が出現し、人間とバーニッシュの抗争で人類の半分が滅んだ。その後、バーニッシュの過激な集団はマッドバーニッシュと名乗り、放火を繰り返す一方、生き残った人類が集まる大都市プロメポリスでは対バーニッシュ用の救命消防部隊バーニングレスキューが結成され、最新の技術で火災を食い止めていた。

 バーニングレスキューの新人隊員ガロ・ティモス(声・松山ケンイチ)はだれよりも熱い火消し魂を持つ男。高層ビルの火災現場で、マッドバーニッシュのリーダー、リオ・フォーティア(早乙女太一)の逮捕に成功する。町の司政官クレイ・フォーサイト(堺雅人)から勲章をもらったガロは有頂天。なにしろガロが子どもの頃、命がけで火災から自分を救ってくれたのがクレイだったからだ。ところが、一連の騒動の裏には大きな陰謀が隠されていて、ガロや同僚隊員のアイナ・アルデビット(佐倉綾音)を巻き込んで、命がけの戦いが始まる…

 【感想】
 原色に近い色使いに、独特のキャラデザイン。これに慣れるかどうかがカギでしょうが、ストーリーも映像もひたすらハイテンション。さらに丸や三角や四角の記号がところかまわずでて、みているこちらの脳の処理能力が追いつかなくなります。そこへ火消しといっても、ロボットのような頑丈な装甲に身を包んで、銃のように放水するアクションシーンが多発するため、ますます、映像の渦に巻き込まれます。

 最初はガロ役の松山ケンイチのハイテンションと、早乙女太一の冷静さがいい具合にバランスをとっていました。そこへ、堺雅人の演技が後半になればなるほどすさまじくなり、いやいや、こんな堺雅人みたことがないといった声をノリノリかつ、頭の血管が切れそうな大音量でセリフが飛び交います。ただただその勢いに飲み込まれるだけ。主演3人に著名な役者を使い、周りを声優でかためたキャスティングですが、これがうまい具合に調和していて、心地がよい。それもひっくるめて、声によって物語世界を、まるで「魁!男組」の世界にかえてしまったのが堺雅人の熱演でした。
 
 ストーリーも、割と王道っぽい設定で、血湧き肉躍る冒険のなか、人類の生存のために犠牲はやむを得ないという側と、とにかく純真で救える者はとにかく救いたいというガロの真心が真っ向ぶつかりあい、その衝撃がスクリーンを飛び越え、見ているこちらにも伝わってきそうなほどでした。

 しかも、映像は最先端の技術を使っているのでしょう。その迫力にこちらはただただ打ち据えられていればいいだけ。男の子や少年の魂を持った人ならだれでも、震えがとまらないでしょう。脚本的には、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」と同じ不満もありましたが、逆にそれがハリウッド的な最近のトレンドなのかもしれません。いや、こういう醒めた令和の時代に昭和40年代のノリノリ王道熱血ぶりであふれかえるというのは、一周回って悪くありません。
posted by 映画好きパパ at 08:08 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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