2019年06月10日

ゴジラ キングオブモンスターズ

 ハリウッドゴジラの第2弾で、怪獣同士のシーンはど迫力ですが、人間パートはとてつもなくつまらないアンバランスな作品。個人的にはモスラやラドンの扱いがよかった。

 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:マイケル・ドハティ 出演:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、渡辺謙 上映時間:132分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:横浜ムービル 2019年劇場鑑賞154本目



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 【ストーリー】
 ゴジラがサンフランシスコを破壊したあと、秘密機関モナ−クは世界各地で発見される怪獣の監視にあたっていた。中国の奥地のモナ−ク基地でモスラの監視に当たっていたエマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ)はゴジラ襲撃で息子を失い、夫のマーク(カイル・チャンドラー)と別居生活をしていた。そこへ環境テロリストのジョナ(チャールズ・ダンス)一味があらわれ、エマと娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)を誘拐し、エマが開発した怪獣と音波交信できる装置オルカを持ち去る。

 マークはモナ−クの芹沢博士(渡辺謙)らの協力でジョナの行方を追う。ジョナは南極に眠るキングギドラを呼び起こそうとしていたのだ。ゴジラとキングギドラ、怪獣の王がどちらになるかをめぐって壮絶な戦いが始まる。

 【感想】
 なぜアメリカ映画は家族愛をぶち込んで、シナリオのバランスをめちゃくちゃにするのでしょうか。「パシフィック・リム」のようにスパイス程度にとどめればいいのに、どんな被害がでようと関係なく、マークたちはエマを救出することに奔走してしまいます。モブがどれほどやられても主人公一家は助かるし、なんかハリウッド映画の悪い伝統に思えてなりません。

 ジョナの思想も、人間が地球を滅ぼすから怪獣を呼び覚ますという50年前のアニメでもありそうな陳腐な発想。それで世界中にあれほどの犠牲をはらっているのに、自分の家族だけは助かろうというキチぶりはちょっと引いてしまいました。

 モナ−クの方は渡辺謙、チャン・ツィー(双子役!)といった東洋系の役者が重要な役を占めますし、攻撃指揮官は黒人女性のアイシャ・ハインズと多様性にとんだ顔ぶれ。東宝のゴジラ1作目をリスペクトするように芹沢博士が重要な役になるなど、日本人ファンとしてはニンマリするけど、彼らの熱演をもっても人間パートの陳腐さは救えませんでした。

 一方、怪獣同士の激闘シーンは最新のSFXに撮影技術が素晴らしい。予告であるゴジラ対キングギドラの一騎打ちも手に汗握る迫力ですが、火山からラドンが飛び出し、羽の衝撃波で町が壊滅するシーンや、成虫となったモスラが幻想的な光を放ちながら夜空を飛ぶなど、ああ、まさにマニアが作ったマニアが見たかった怪獣映画だなあという気持ちでうっとりとしまう。やはり怪獣同士がいかにバトルを繰り広げるかが最重要ポイントですから、その意味では本作は傑作といえましょう。また、怪獣が目の前にあらわれたらいかに恐いか、その荒ぶる存在として怪獣たちを描いたのもグッドです。

 BGMやエンディングロールで流れる曲は往年の東宝リスペクトですし、エンディングロール後に次回に続くシーンがあるのはお約束。次回作はゴジラがここまで強いと、キングコングがどうやって立ち向かうのか謎で、早く見たい気持ちでいっぱいです。




posted by 映画好きパパ at 07:24 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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