2019年06月12日

さよならくちびる

 小松菜奈と門脇麦という邦画界を引っ張る若手女優の競演で楽しみにしていたのだけど、演出テンポが今ひとつ。過去と現在をシームレスにいれる演出って最近よくみるけど、あまり成功しているとは思えないなあ。

 作品情報 2019年日本映画 監督:塩田明彦 出演:小松菜奈、門脇麦、成田凌 上映時間:116分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2019年劇場鑑賞156本目



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 【ストーリー】
 インディーズだが独特の感性でコアなファンもいる女性デュオ「ハルレオ」。人になじめず、孤独に働いていたハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)が出会い、マネージャーのシマ(成田凌)の努力もあり、路上からはじめて今では各地のライブハウスを回るほどの人気がでていた。 

 だが、3人の間にいつしか微妙な感情のささくれがおき、メジャーデビューも果たせなかった「ハルレオ」は解散することに。最後のツアーをすることになったのだが…

 【感想】
 タバコをすぱすぱすうハルと、男をとっかえひっかえつかまえるレオ。互いに群れることを嫌ってマイペースなところは、この2人が素と思えるような自然体で演じています。ここのところ変人の役が多かった成田も、2人に振り回されつつもデュオの手綱を握ろうと必死になる真面目な役をやっています。

 しかし、男女3人いれば微妙な人間関係がでてしまうというもの。ハルレオも恋愛ともなんともつかない感情がうまれ、それをおさえようとして爆発して、解散へと向かいます。さらに、ハルとレオは互いにもっていない長所があり、それならいいのですが相手にそれぞれ嫉妬してしまうという難しい関係。そういった役柄を3人は難なくこなしているのは、さすがといえましょう。

 ハルレオの曲はあいみょん、秦基博が提供しており、2人の透明な声質にもありなかなかのもの。ただ、今ひとつ心に響かないのは、やはりハルレオがメジャーではなく、ごく一部のファン向けのデュオの象徴なのかもしれません。といって、売れ線の曲を流す最近多いバンド映画とも明確に違うといっており、まさにインディーズ好きにとってはたまらないでしょう。劇中にハルレオファンの女子高生2人組が、感動の余り涙する場面がありますが、こういうのが好きな感性はいいなと素直に思えました。

 ただ、説明が抑制ぎみなのはいいですが、やはり時系列がとびすぎてしまったり、昔のエピソードが今突然でてきたりというのは、こちらの関心をそらしてしまいます。そういった短所も含めて、いかにもインディーズっぽい作品でした。
posted by 映画好きパパ at 08:15 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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