2019年06月19日

スノーロワイヤル

 リーアム・ニーソン主演の復讐劇と思いきや、途中から意図しない方にどんどん転がり、コーエン兄弟みたいという評も納得です。非常に人を食ったつくりなのが個人的にツボに入りました。

 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ハンス・ペテル・モランド 出演:リーアム・ニーソン、ローラ・ダーン、トム・ベイトマン 上映時間:119分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2019年劇場鑑賞163本目 



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 【ストーリー】
 雪深いコロラド州の町キーホーで、ネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)は町の除雪車の運転手として真面目に働いていた。ところが息子のカイル(マイケル・リチャードソン)が人違いからデンバーのギャング、バイキング(トム・ベイトマン)の手下に殺されてしまう。

 妻のグレイス(ローラ・ダーン)にも見捨てられたネルズは復讐のためバイキングの手下を襲いはじめる。しかし、バイキングは対立する先住民のギャング、ホワイトブル(トム・ジャクソン)の仕業と勘違い。2つの組織は血で血を洗う抗争に陥る。一方、事件がなくて退屈していたキーホー警察のキム(エミー・ロッサム)は、突然の事件の勃発におおわらわになる。

 【感想】
 予告編からみて除雪車を使って大暴れするのかと思ったら、もちろんそういう部分もあったけど、それよりはオフビートなブラックコメディがちりばめられています。例えばネイティブ・アメリカンのホワイトブルが「雑用はインディアンにやらせろ」というとインド人がでてきたりとか、ギャングの純愛カップルとか。

 さらに、後半ネルズは息子をやられた腹いせにバイキングの小学生の息子ライアン(ニコラス・ホルムズ)を誘拐するのですが、このライアンがきまじめないじめられっ子で、バイキングも元妻のアヤ(ジュリア・ジョーンズ)には頭が上がらない設定。オリジナルは同じハンス・ペテル・モランド監督が2014年に作った作品(未見)ですが、オリジナルではバイキングにアヤは殴られていたのに、本作では逆にアヤがバイキングをボコボコにするなど、ブラックジョークぶりがましているそうです。

 そして、往年の「仁義なき戦い」ではないですが、死者がでるたびにお墓のマークと死者名がいちいちでるところ。エンディングロールの出演者リストも登場順ではなく、「退場順」として最初は一覧表でキャストが並び、だんだん消えていくというもので、非常に笑えました。

 そうはいってもリーアム・ニーソンは老体にむち打ってアクションをしていますし、全部で20人ぐらいが亡くなったのでしょうか。その割にはあまり残虐なところはないですし、ニヤニヤしながら見られる快作でした。本題と離れますが、「オペラ座の怪人」のヒロイン役、エミー・ロッサムはもっとブレイクするかと思ったのにこんな役柄でいいのか、と思わず突っ込んだりして。
posted by 映画好きパパ at 05:35 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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