2019年06月29日

パリの家族たち

 原題は「母の日」で、いくつかの母のエピソードを並べた群像劇。ただ、103分しかないのに、主要登場人物が5人もでて話が散漫になるのと、皆、エリートの白人階級というのが、スノッブに思えてなりませんでした。

 作品情報 2018年フランス映画 監督:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール 出演:オドレイ・フルーロ、クロチルド・クロ、オリヴィア・コート 上映時間:103分 評価★★(五段階) 観賞場所:シネスイッチ銀座 2019年劇場鑑賞175本目



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 【ストーリー】
 フランス大統領のアンヌ(オドレイ・フルーロ)は任期中に出産し、国を揺るがす騒ぎに。仕事と子育ての両立に悩む日々。彼女を取材するジャーナリストのダフネ(クロチルド・クロ)は、思春期の子供との関係に悩む。

 ダフネの妹で大学教授のナタリー(オリヴィア・コート)は若い教え子との恋を楽しみ、末の妹で医師のイザベル(パスカル・アルビロ)は、認知症の母ジャクリーヌ(マリー=クリスティーヌ・バロー)の介護を姉たちから任され苦労していた。女優のアリアン(ニコール・ガルシア)は、いい年しても親離れしない息子のスタン(ヴァンサン・ドゥディエンヌ)にうんざりしていた。

 【感想】
 主要登場人物の職業は、大統領、ジャーナリスト、大学教授、医師、それから女優。申し訳程度にゲイの花屋と中国人娼婦が登場するけど、お話の大部分はリッチで豊かな白人です。女性の社会進出が日本よりも進んでいるフランスでも、子育てと仕事の両立が大変だということを描いていますが、正直、ぜいたくな悩みにしか思えませんでした。女性の普遍的な悩みなら、金持ちよりも平凡な中流家庭や経済的にくるしい家庭のほうがよほど重いわけで、そういうのが触れられていないのはマイナス。

 また、マザコンすぎるスタンや、自分が独身なため子供を異様に敵視するナタリーなど、
小児病っぽい大人もいるというのも意外な気がしましたが、それぞれ本人の問題ですからねえ。そのほかの登場人物も、日本とは社会が違うためか、あまり共感できる人は居ませんでした。

 そもそも、次々と短いシーンが流れていくため、特定の登場人物に思い入れをする時間がなく、人とエピソードを結びつけるのがやっとなんですよね。なんか、実験室で水槽に入れられた生物を外から観察している気分になりました。演出も平板かつ散漫で眠気との戦いが…。

 いっそのこと大統領に話しを絞れば、まだ見やすかった。
posted by 映画好きパパ at 06:42 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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