2019年07月19日

安市城 グレート・バトル

 645年に唐が高句麗に攻め込んだ際、最大の激戦になった安市城の戦いをSFXで迫力ある歴史映画として再現しました。戦闘シーンはすさまじいけど、さすがにずっと戦闘シーンだけなのでお腹いっぱいに。

 作品情報 2018年韓国映画 監督:キム・グァンシク 出演:チョ・インソン、ナム・ジュヒョク、パク・ソンウン 上映時136分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネマート新宿 2019年劇場鑑賞203本目 



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 【ストーリー】
 645年、唐の太宗(パク・ソンウン)は20万の大軍を率いて高句麗を攻撃してきた。高句麗の最高実力者ヨンゲソムン将軍(ユ・オソン)は迎撃するが大敗。高句麗の滅亡は間近と思われた。だが、名称として誉れ高い安市城城主のヤン・マンチュン(チョ・インソン)は戦いに参加しなかった。ヨンゲソムンはマンチュンが反乱を考えているとにらみ、安市城出身の太学生ウソン(ナム・ジュヒョク)に、マンチュンの暗殺を命じる。

 しかし、安市城にたどりついたウソンがみたマンチュンは、民のことを考え部下からの信頼の厚い名将だった。暗殺をためらううちに唐軍が安市城を攻めに来た。落城すれば平壌までは一直線だが、城にはわずか5000人の兵しかいない。しかし、マンチュンは徹底的に防御を固め、唐軍の猛攻に耐えようとする。

 【感想】 
 古代の韓国史は知らなかったので、マンチュンどころか、太宗が高句麗に攻め込んだことも知りませんでした。そのため、戦の結末がどうなるかわからず、最後までドキドキしてみられました。マンチュンは名将として慕われ、ヨンゲソムンとの仲が悪かったことや、太宗自ら安市城攻めの指揮を執ったことは事実だそうです。しかし、ウソンは架空の人物でしょう。

 さて、最初に高句麗軍が大敗した平原での戦いからスタートします。鉄の鎧に武装した騎馬隊が突っ込み、それを弓矢や固い盾で防御しつつ、合戦がはじまります。どこまでSFXか分からないほど両軍の勢力はすさまじく、エキストラも熱演。まあ、ウソンが友人の死を悼むところなどは、戦場でそんな余裕はないだろうと突っ込みたくなりますが、このへんの熱いところも韓国映画っぽいですね。

 そして、続いて安市城の戦い。「バーフバリ」ほど度肝は抜かれませんでしたが、難攻不落の城を落とそうと唐軍が全力で攻めかかる攻城戦は、邦画では及びもつかないような壮大なスケールです。唐軍のセリフはすべて中国語ですし、契丹、突厥といった国際色豊かな顔ぶれになっているのを当時を再現したのでしょう。力押しに押す合戦シーンはすさまじかった。

 そして韓国映画らしく、マンチュンの妹ペッカ(ソリョン)と騎馬隊長パソ(オム・テグ)のロマンスなども盛り込まれていますし、マンチュンの部下も大食いとか喧嘩早いとか特徴があり、コミカルさも描いています。

 ただ、この手の映画でしょうがないのでしょうが、主役クラスがあまりにも強いのですよね。それから、兵力が20倍の差があるのに、安市城の兵力があまり減ってないように見えるのも主人公補正があるとはいえ、苦笑してしまいます。それでも、唐軍が高台を作ろうとした話は史実だそうですし、まったく荒唐無稽というわけではないのですが。むしろラストのナレーションが、一番、史実と違っているのではと、これまた突っ込みたいのですけど、韓国映画だしねえ。
posted by 映画好きパパ at 22:33 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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