2019年09月17日

なれない二人

 正しいバスの見分けかたと同時上映の中編。話をうまく転がしているし、若い出演者は新鮮だけど、ちょっと話のためのご都合主義みたいなところは感じました。

 作品情報 2018年日本映画 監督:樋口幸之助 出演:泉澤祐希、古川彰悟、高田里穂 上映時間51分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:キネカ新宿 2019年劇場鑑賞289本目



ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 【ストーリー】
 サラリーマンの新堂(泉澤祐希)は、同級生で今はフリーターの勝田(古川彰悟)から誘われアマチュア芸人コンテストに出場することにする。警察官のコントをしようと制服を着ていた新堂は、夫のDVに苦しむ女性茉里(高田里穂)と知り合い、彼女を保護することになる。

 一方、借金まみれの勝田は祖父(田村泰二郎)が欲しがっている自動マッサージチェアをプレゼントするために奔走するが、チェアを売っているインテリアショップの娘、彩芽(小川未祐)に不審者と誤解され…。

 【感想】
 芸人になりたいという夢があるけれど、現実的なことを考えると前に進めない。実際、こういう人の99%が夢をかなえられないのだけど、でも、夢を見ることは自由なわけです。嫌々仕事をしたり、夢も考えられずフリーターをしているのならば、可能性はごくわずかでも、何者かになるためへの挑戦をしていいのでは。

 本作でも生活に不満があるけど、厳しい現実が立ちふさがり、どうしようもない閉塞感にある2人。アマチュアの芸人コンテストに優勝したからといってプロになれるとは限らない。でも、もう一歩進まなければどうしようもない。そんなメッセージがひしひしと伝わってきます。

 さらに、新堂と茉里、勝田と彩芽の微妙な感情のひだというものも横糸にしっかりあります。それぞれが不器用な生き方をしていることがわかるこの2組の関係の変化も、見どころです。まあ、申し訳がないけど新堂はイケメンで勝田はそうでないから、ちょっと強引に感じる部分がありました。まあ、新堂が警官の衣装を着てうろうろしていて、茉里と出会うシーンからして、ちょっと強引な展開な気がしましたけど。

 泉澤はさすがに手堅い演技でしたが、古川彰悟がサスペンターズというお笑い芸人なだけに、芸人への夢がある2人の気持ちというのはよくでていました。また、高田、小川の2人が本当にきれい。特に小川はダンスのシーンがあって、これがまた女子高生のフレッシュさがでていて印象的でした。振り付けも小川自身が考えたそうで「よこがお」に続いて、印象的な役柄になっていました。
posted by 映画好きパパ at 07:04 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。