2019年10月09日

アドアトラス

 ブラッド・ピット主演の壮大なSFかと思い、前半は雰囲気があったのですが、後半は失速し、睡魔との戦い。まあ、最初からとんでもSFっぽいところはありましたけどね。

 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジェームズ・グレイ 出演:ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、リヴ・タイラー 上映時間123分 評価★★★(五段階) 観賞場所:東宝シネマズ川崎 2019年劇場鑑賞301本目



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 【ストーリー】
 近未来、宇宙飛行士のロイ(ブラッド・ピット)は、宇宙人を捜索するために外宇宙へ向かい死んだと聞かされていた父親のクリフォード(トミー・リー・ジョーンズ)の宇宙船が海王星蕗になり、未だに生存していることを知らされる。

 ところが、クリフォードは太陽系を滅ぼすほど強大な力がある実験を行っていた。ロイは宇宙軍から、父親の実験を阻止する極秘任務を与えられる。

 【感想】
 父親が死んだと思って16年もたって、実は生きていると知らされたらどんな気持ちでしょう。しかも、宇宙の英雄のはずが、太陽系をも滅ぼそうとするマッドサイエンティストかもしれないというわけで、このへん、いくらでも膨らませられるのに、ブラピは渋く沈鬱な顔をしたまま、省力的な演技を繰り広げます。

 では大まじめな映画かというと、冒頭、宇宙エレベーターから地上に落下したブラピは、パラシュートに穴があいたのに、平然と地上に降り立ちます。スーパーヒーロー的な力があるならともかく、ハードなSFを狙うなら、その時点でだめでしょう。その後も、ちょっといくらなんでも主人公補正が強すぎて、ブラピは海王星へと向かいます。

 それで、その海王星ですが、行くのに10数年かかる壮大なストーリーならともかく、月と火星で乗り継いで数ヶ月でついちゃうんですよね。それだったら、ブラピがいかなくても、地球から大量の軍隊を送るなり、いくらでも解決策はあったでしょうに。現在だって、潜水艦なんか一度、任務が始まったら数ヶ月は地元に帰れないなんて当たり前なんですから、悲壮感漂うのは映画だけで、あれ?と思ってしまいます。さらに、ブラピが海王星にいくまえ、多くの犠牲者がでるけど、これも何をしているのかよくわからないうちに犠牲になっていって、頭の中には疑問がわきます。

 予告編からして「インターステラー」とか「オデッセイ」のような、大まじめな作品を期待しただけに肩すかしでした。まあ、ブラピ無双や、途中の宇宙船で起きるハプニングなんかを楽しめばいいし、全編を流れる沈鬱な雰囲気にひたれば、それほど悪くはないのですけどねえ。
posted by 映画好きパパ at 07:55 | Comment(2) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久し振りにコメントさせて頂きます。

そうですか〜、パパさんはこの映画ダメでしたか…
僕はパパさんが引っ掛かった所はまったく気にならず、
最後まで楽しめたのですが…(苦笑)

僕の場合むしろ「インターステラー」の方が
オチのつけ方がSF的にご都合主義に感じてイマイチでした。

こういうのって小ネタで一度引っ掛かっちゃうと
その後もどうしてもアラを探してお話に入り込めなくなってしまうんですよね。
Posted by 西京極 紫 at 2019年10月11日 20:47
コメントありがとうございます。

映画の好みは人それぞれですね。
本作も途中まではドキドキみれたし
雰囲気も重々しくてよかったのですが…。
本作の場合、ラストも都合よすぎたきがしちゃいました。
Posted by 映画好きパパ at 2019年10月12日 08:31
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