2019年10月13日

任侠学園

 今時ヤクザを善玉に描く喜劇というのは時代錯誤の気もしますが、話の流れは想定通りですし、気軽に楽しめるエンタメとしては成功していました。

 作品情報 2019年日本映画 監督:木村ひさし 出演:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史 上映時間119分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2019年劇場鑑賞309本目



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 【ストーリー】
 下町のヤクザ阿岐本組は、組長の阿岐本(西田敏行)以下、組員6人の小さな組織だが、地元密着社会奉仕をモットーにして、困った人を助けて地元でも慕われていた。ある日、つぶれかけた高校の再建が持ち込まれる。
 
 組のナンバー2の日村(西島秀俊)が理事となり、組員の二宮(伊藤淳史)らを連れて乗り込んだ阿岐本組。校長の綾小路(生瀬勝久)からは学校に大きな問題はないといわれるが、廊下で生徒会役員の美咲(桜井日奈子)と、問題児のちひろ(葵わかな)がとっくみあいの喧嘩をはじめ、日村がヤクザならではの喧嘩の仕方を伝授するはめに…

 【感想】
 学園もの+ヤクザって「ごくせん」とか「マイボスマイヒーロー」とか以前にはあったけど、コンプラのうるさくなった昨今では珍しいのでは。それでも、阿岐本組は社会から落ちこぼれた組員を、男気のある阿岐本が引き受け、悪事をしない暴力団というメルヘン的な設定にしているので、なんとか成立したのかもしれません。

 学園での生徒の悪事が実は悪い大人に操られたもので、無気力だった生徒たちも日村たちの熱意にほだされ、変わっていくというオーソドックスすぎるほどのストーリー。SNSやVシネなど、日村と高校生達のジェネレーションギャップも笑えますし、高校生達の恋や友情もいいスパイスになっています。

 ベテランから若手まで、結構なメンツを配役しているため、本当に安心して観られます。西田の親分はもう安定しまくってますが、体調不良なのかあまり動きがなかったのはちょっと心配。その分、西島、伊藤と他の作品でもおなじみの2人がぴったり息をあわせます。高校生役も葵、桜井、葉山奨之と安定した演技をみせてくれます。そのほか、中尾彬、光石研、白竜とアウトレイジチックな面々も出てるし、極めつけは生瀬のとぼけきった校長役。もう喜劇映画としては満点といっていい配役です。

 教師のなかにはいかしきれていない設定もあり、もうちょっと時間を延ばして、学園内のドラマに尺をとってもいい気もしましたが、逆にいうとそれだけ無駄なシーンがないということでしょう。ギャグもアクションもオーソドックスで、家族そろって安心してみられる昭和チックな娯楽作でした。
posted by 映画好きパパ at 22:05 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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