2019年10月24日

最高の人生の過ごし方

 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン共演の同名映画(2007年)のリメイク。プロットは一緒だけど、日本版は何でそんなことをするのか、という点にいろいろ共感できませんでした。まあ、モモクロコンサートは楽しそうだったからいいですけど。

 作品情報 2019年日本映画 監督:犬童一心 出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ 上映時間115分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2019年劇場鑑賞326本目



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 【ストーリー】
 平凡な主婦で70過ぎの幸枝(吉永小百合)と、一大でホテルチェーンを築き上げた女社長・剛田マ子(天海祐希)。出会うはずのない2人は、末期がんでたまたま同じ病室となり、意気投合。病院で出会った難病の少女(鈴木梨央)が落とした手帳に「死ぬまでにやりたいことリスト」が書かれていたのをみた幸枝は、「亡くなった少女の代わりに夢を実現させよう」といいだす。

 マ子の秘書、高田(ムロツヨシ)の協力で、スカイダイビングをする、ピラミッドをみにいく、モモクロのライブに参加するなど、次々に実現していく2人。だが、幸枝は夫の孝道(前川清)とは会話がなく、長男・一慶(駒木根隆介)は引きこもり、頼りになるはずの長女の美春(満島ひかり)もそんな家族に愛想をつかしていた。一方、マ子も若い夫(賀来賢人)の浮気に気付いていた。やりたいことリストを行ううちに2人は自分たちの幸せに向き合うことに…

 【感想】
 ハリウッド版は社長と自動車修理工の組み合わせですが、日本版は性別をかえたこともあり、社長と主婦の組み合わせとなりました。それはそれでいいのだけど、2人にあまり感情移入ができない。まず、幸枝はいくら70代とはいえ、夫や長男を甘やかしすぎ。日本の典型的な家庭の問題を取り上げたかったのでしょうが、美春じゃなくてもイライラします。

 だいたい、幸枝は主婦の仕事に誇りを持っているのかいないのか、場面ごとにぶれるからこちらもついていけません。主婦は夢もなく、家庭の奴隷みたいなのか、その奴隷を何十年も続けてきたのが偉いのか、とみていて突っ込みたくなります。

 一方、マ子のほうも、何だかなという行動が多い。特に中盤以降、2人の願いがかなっていくのは、あきらかなご都合主義で、さあ感動できるでしょうという作り手の押しつけがましさが感じられるようでした。長年の思いが、そんな一言二言で変わるのかというのと、それが繰り返されるところは今一つ。

 それでも、モモクロのコンサートに2人が飛び入り参加し、楽しそうに踊っているシーンは、日本の大女優吉永小百合へのサービスという面があるにしても、こちらまでも楽しくなります。また、日本一巨大なパフェとか、前半のエピソードは面白かったので、後半までなんとかもったというところでしょうか。

 主役2人がどちらかというと演技というより存在感のタイプなので、出番は少ないけれど、満島が光っていました。ムロツヨシもこういうはっちゃけた演技はお手の物で、そういう意味でストレスはあまりなく、お気楽に観る分にはいいという作品でした。


posted by 映画好きパパ at 09:03 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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