2019年11月04日

108〜海馬五郎の復讐と冒険

 劇作家の松尾スズキが、生ぬるい邦画界にパンチをきかせようと、監督、脚本、主演を務めたオリジナル作。ただ、僕的には話がとっちらかって、同じような終盤の大勢でのラブシーンがある「パフューム ある人殺しの物語」や「世界で一番美しい夜」のような衝撃はありませんでした。

 作品情報 2019年日本映画 監督:松尾スズキ 出演:松尾スズキ、中山美穂、秋山菜津子 上映時間102分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2019年劇場鑑賞347本目

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 【ストーリー】
 人気劇作家の海馬五郎(松尾スズキ)は締め切りに追われて忙しい毎日。ある日、オーディションに落とした女優の美月(堀田真由)から、妻の綾子(中山美穂)のフェイスブックをみせられる。そこには綾子が若いダンサーのドクター・スネーク(乾直樹)と不倫をしていることが赤裸々に書かれていた。

 口論のあと1ヶ月旅にでるといって綾子は家を出てしまった。離婚を決意した五郎だが、友人の糸井(岩井秀人)から妻の浮気が原因でも離婚すれば財産の半分を妻に渡さなければならないと聞かされる。そこで、自分の財産を少しでも減らすとともに、綾子への復讐のため、五妻の家出中の1ヶ月の間に財産の1000万円を使い、綾子のフェイスブックにおされた「いいね」と同じ数の108人の女との浮気を決意する。

 【感想】
 1月で108人って、1日平均3人以上を相手にしなければならず、さすがに中年男では体力的に無理だろうと思いきや、人気ホストの聖矢(大東駿介)から強精ドラッグをもらい、さらに聖矢と一緒にやった数までいれようという強引ぶり。しまいには大人数での乱交までいれようというのだから、何のために復讐をしようというのかもわかりません。

 時間がないため風俗をフル活用。さらに聖矢の紹介の怪しげな店もあります。たとえば出会い頭系という、町で突然女性に拉致されてお相手をするとか、しょうもない店がいくつもあり、ピンポイントでは笑える下ネタもありました。

 また五郎がオーディションをしているミュージカルでも性を肯定する歌が入っており、映画のテーマにぴったり。人間は動物なのだから、やはりこういう行為にポジティブな作品こそ、ゆるみきった日本の映画界に活を入れることになる、という作り手のこだわりがつたわってきます。ただ、昔と違って、いまはいろんなタイプのものがネットで簡単にみられる時代。だから目新しさというよりも昭和テイストが感じられて、延々と続くHなシーンには、さすがに途中で飽きちゃったかも。

 80年代にトップアイドルの一人で、離婚後、最近になって芸能活動を始めた中山ですが、地上波ドラマでもかつてのような主演ではなく、犯人役などのゲスト出演が印象的です。本作でも、熟女らしく恍惚とした表情をみせるなど、かつてのイメージとは大違いで頑張っていて、ちょい役のHなシーンよりも、そっちのほうに関心がいっちゃったりしました。

(斜体はコメントの指摘で追記です)
posted by 映画好きパパ at 23:53 | Comment(2) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

「ドラマでもかつてのような主演ではなく、犯人役などのゲスト出演」

↑調べもなく嘘を書かないでください!

離婚後、最近も主演のドラマ映画はやっております!
主演だけでなくそれプラス脇役やゲスト出演のドラマ映画にも幅を広げてますので、最近は沢山目にすること多くなっていると思います。

以上間違いを指摘させていただきました。
失礼しました。
Posted by at 2019年11月05日 01:08
コメントありがとうございます。
調べたらNHKBSやWOWOWでは主演ででていますね。
衛星は観ていないので失礼しました。
本文を一部修正しています。
Posted by 映画好きパパ at 2019年11月05日 05:44
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