2019年12月02日

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語

 1人の人間が生まれるまで、両親、祖父母にどんなドラマがあったのかを描く群像劇なんですが、あまりにもドラマティック過ぎるというところはさておき、話しの作りがこりすぎていて、集中できませんでした。

 作品情報 2018年アメリカ映画 監督:ダン・フォーゲルマン 出演 オスカー・アイザック、オリヴィア・ワイルド、アントニオ・バンデラス 上映時間117分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2019年劇場鑑賞387本目



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 【ストーリー】
 ニューヨークに住む脚本家のウィル(オスカー・アイザック)は、熱愛の末、結婚した妻アビー(オリヴィア・ワイルド)の出産が近づき、有頂天だった。だが思いがけない出来事に遭遇してしまう。

 スペインの貧しい農夫ハビエル(セルヒオ・ペリス=メンチェータ)は、妻のイサベル(ライア・コスタ)、幼い息子のロドリコと生まれて初めてニューヨーク旅行をしていた。しかし、ロドリコは心に深い傷を負ってしまう。医療費ないハビエル夫婦は農園主のサチオーネ(アントニオ・バンデラス)に面倒をみてもらうことになるが…

 【感想】
 何章かに分かれているのですが、第1章のナレーターにサミュエル・L・ジャクソンが起用され、饒舌な語りを繰り広げます。しかも、それがアビーの卒論と同じ、信頼できない語り手なものですから、みているこちらとしては冒頭からこの作品で何をいいたくて、何を信じたらいいか、わからなくなります。

 ウィルとアビーのカップルも、ハビエル一家とサチオーネの関係も、いかにもお話で作り上げましたという現実味がないうえに、行動もとにかく無理矢理悲劇に持ち込もうというふうにみえてしまい、何だこれ、という展開が続きます。まあ、物語の主人公だけでなく、親にも祖父母にもドラマがあったということを描くのですが、それにしても、理屈がさきばしったような台詞の応酬が続いたりして、ちょっと入り込めないまま進んでいきます。

 映画の中でボブ・ディランの曲が重要な役割を果たし、実際、ウィル夫婦の子供はディラン(オリヴィア・クック)と名付けられるので、ディランのファンだったら感慨深いものがあるのでしょう。ただ、僕は風に吹かれてぐらいしかしらないので、ディランへの思い入れで作られても、それほど心が動きませんでした。

 子供時代のディランがかわいかったのが最大の収穫でしょうか。結構、大物スターをそろえているのに、話が平板にならないよう撮影や演出に工夫したため、かえってドツボにはまった気すらしてしまいます。まあ、人間は自分だけでなく、先祖代々脈々とつながっていると考えるきっかけになることが思い出されるのはいいのかもしれません。 
posted by 映画好きパパ at 07:07 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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