2019年12月05日

ベラのワンダフル・ホーム


 飼い犬が何百キロも離れた主人のもとに帰るために過酷な旅をするという愛犬家ならうるっとくるシチュエーション。面白いエピソードもあったけど、ファミリームービーなんだし、はた迷惑なシーンをいれる必要があったのかという気もしました。

 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:チャールズ・マーティン・スミス 出演 アシュレイ・ジャッド、ジョナ・ハウアー=キング、悠木碧(日本語吹き替え版) 上映時間96分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:キネカ大森 2019年劇場鑑賞390本目



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 【ストーリー】
 アメリカのデンバー市。野良犬の子犬だったベラは、近所に住み、退役軍人病院でアルバイトをしている学生のルーカス(ジョナ・ハウアー=キング)に保護される。ルーカスと母親のテリー(アシュレイ・ジャッド)はベラのことをかわいがり、病院にもこっそり持ち込んでセラピードッグとして活躍していた。

 ところが、ベラは市の条例で屋外での飼育が禁止されているピットブルだったのだ。公園で遊んでいるところを動物管理局に見つかったルーカスたちは、犬の飼育が可能な隣町に引っ越すことにする。引っ越しの間に、600キロ離れたニューメキシコの知人の家に預けられたベラだが、ルーカス恋しさに脱走し、デンバーへと向かう。

 【感想】
 犬派大喜びですが、赤ちゃんだった頃の母犬が動物管理局に捕まり、その場にいた野良猫が母親代わりに育てたというエピソードがあるうえ、「大きな子猫ちゃん」もでてきて、ネコ派も満足できるのではないでしょうか。そのうえ、オオカミとかウサギとか動物がいっぱい。津銀いどんな動物がでてくるのかわくわくしました。

 しかし、ベラを除いて動物はしゃべることができません。ベラの一人称はでるけど、他の犬もましてネコなどは何を言っているか、ベラにも観客にもわかりません。このへんは、単なる童話ではなくて、動物目線、ベラ目線の物語ということがわかって好感がもてます。ベラがいかにルーカスのことが好きか、そして、そのためにどれだけの努力をしたかわかります。

 人間から見れば迷惑な行為、例えばスーパーの店頭にある肉をとったりすることもあります。犬の立場からすれば金銭なんて価値はないわけですから、そこらへんも犬目線。ベラが人間からすると悪い行為に引いちゃう人もいるみたいですけど、犬が野生で生きるのは大変なわけですし、僕はそれほど気になりませんでした。

 人と犬との距離というのも考えさせられます。動物管理局が悪者になるというのは、お約束とはいえワンパターンと思いますが、犬を虐待する飼い主、逆に孤独をうめようと愛しすぎて束縛してしまう飼い主。また、旅の途中でベラを助けてくれる人間がいるけれど、彼女は恩義を感じつつ、ルーカスの元に返ることは忘れません。そのへんもいかに犬を愛する映画という感じを受けました。

 日本語版だと悠木碧の声が、やんちゃなベラにぴったり。オリジナルではブライス・ダラス・ハワードが担当しており、おそらく大人っぽいベラになっていると思いますが、日本語版で十分楽しめる作品になっていました。
posted by 映画好きパパ at 07:21 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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