2019年12月14日

屍人荘の殺人

 前代未聞、空前絶後の密室殺人事件に美少女探偵とそのライバルが挑むという、予告と制作陣を見たら「TRICK」のようなお気楽ミステリーだと思っていたら、本当に奇想天外なアイデアだったので驚きました。

 作品情報 2019年日本映画 監督:木村ひさし 出演 神木隆之介、浜辺美波、中村倫也  上映時間119分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:試写



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 【ストーリー】
 神紅大学ミステリー愛好会会長の明智恭介(中村倫也)と部員でミステリーおたくの葉村譲(神木隆之介)は、学園内で起きる数々の事件に挑み、大学のホームズとワトソンと呼ばれていた。自信たっぷりに推理を披露する明智に対して、助手の葉村は推理があたったことがなかったが、それでも仲良く名コンビを組んでいた。

 ある日、大学のテスト問題盗難事件を解決しようとした2人の前に、謎の美少女、剣崎比留子(浜辺美波)が現れ、いとも簡単に解決の糸口をみつけてしまう。悔しがる明智によると、比留子は警察からも一目置かれている名探偵だという。その彼女から2人に湖畔のペンションで開かれるロックフェス研究会の合宿に招待される。合宿では昨年、女子大生が1人失踪しており、今年も脅迫状が届いたというのだ。事件の臭いがするとペンションを訪れた3人に想像を絶する連続殺人が襲いかかる。

 【感想】
 一発芸というか、これって何も知らないでみるのが一番ですし、肝心のことをネタばれしないでいうのは難しいのですよね。ネタバレを自粛して感想を書きますが、それが嫌な方は、この文章も見ないで映画館にレッツゴー。

 さて、監督が浜辺美波史上、一番、彼女を美しく撮影したというだけあり、比留子の超絶美少女ぶりは、天然っぽさもあいまり、この映画の最大の見所でしょう。その一方で、探偵として彼女に猛烈なライバル意識を燃やす明智が、自信満々で傲慢にみえつつ、実は葉村や弱者のことを思いやるというキャラ設定もいい。そしてこの2人の間で振り回される常識人の葉村役は、神木にぴったりです。

 トリックは大本の設定からしてずるいのですが、まあ、それをのみこめば、ある程度ミステリ好きならば途中で見破れるよう親切に作っています。それにしても、最初のきっかけがいかにも偶然に頼りすぎというのは、ちょっと気になりましたけど、なにより全体を覆うびっくらぽんのミステリーの前では些細なことは気になりません。

 また、キャストもなかなか渋いところをついていて、特に若手俳優陣は葉山奨之、矢本悠馬、佐久間由衣、山田杏奈とこれからが楽しみな人をそろえました。実は途中までみればキャスティングで犯人がわかるようになっていますけれど、それも含めてお祭りのような楽しい映画になっています。欲を言えば、原作もそうらしいですが、大本の設定が、結局、そのためだけに作り上げたものでしかない、というところがちょっと不満かな。

 でも、浜辺美波の美少女ぶりの前では、そんな文句も沈黙してしまいます。最初の予告編でみた、「死体をどかしたらキスしてあげてよくてよ」と神木をたぶらかすシーンなんか、コメディエンヌの魅力満載。そして、Perfumeのテーマ曲「再生」がノリノリで、映画のMVをみたら音楽が頭から離れなくなります。

posted by 映画好きパパ at 07:33 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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