2019年12月17日

完璧な他人

 スマホに頼っている現代人が、スマホをさらけだしたらどうなるか、という皮肉の効いた大人のコメディ。ワンシチュエーションのやりとりは面白かったけど、ラストがちょっと弱かったかな。

 作品情報 2018年韓国映画 監督:イ・ジェギュ 出演 ユ・ヘジン、ヨム・ジョンア、チョ・ジヌン  上映時間116分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネマート新宿 2019年劇場鑑賞408本目


 
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 【ストーリー】
 美容外科医のソクホ(チョ・ジヌン)と精神科医のイェジン(ヨム・ジョンア)夫婦の引っ越し祝いに集まった5人の客。男性陣は幼なじみの親友同士ということもあり、盛り上がる中、自分たちに隠し事がないことを証明しようと、スマホに着信した通話やメールをすべて公開しようというゲームが始まる。

 ところが、次々と着信する通話やメールは、他人に聞かれたくないものばかり。それぞれの秘密が暴露されていき、慌てふためく一行だったが…

 【感想】
 オリジナルのイタリア映画「おとなの事情」は未見なので、本作だけの感想になります。これだけスマホが浸透し、今やスマホなしで生活できない時代。10数年前にはスマホ自体が存在しないことを考えると不思議な気分もありますが、実は家族や親友よりもスマホの方が秘密をしっているわけです。

 最初は大事にならないと考えたのか、自分だけ反対すれば疑われるのが嫌だったのか、ゲームを承諾してしまった7人。大人の映画だから、不倫相手から電話がかかってきてあたふたするというのは想像できたし、予告編にもある、親友への悪口がばれてしまった気まずさなんていうのも、あるあると思う人がいたのか、劇場は笑いに包まれていました。

 また、いくら親友だと口で言っていてもうわべだけの関係だったというのもよくある話し。それが、秘密が暴露されたことで、同時に関係も見せかけだったことがばれていく一方、本当の親友になるには、やはり壊れた後から立ち直らないとといえるのも、大人の寓話ぽかったです。さらに、夫婦や親子の関係など、相手を思いやっていたり、直接いいづらかったことも秘密の暴露でみんなに伝わるというのも、人情喜劇っぽくよかったです。

 ユ・ヘジンをはじめ、渋い顔ぶれを集めた7人の演技はみていてあきません。ヨム・ジョンアなんか、「簞笥」など若い頃は美人だけど演技は…、という感じだったのが、それから15年以上たつと立派な演技派になっていて感心しました。大部分がソクホの新居のマンションですし、会話の応酬があるので、よくできた演劇っぽく飽きません。ただ、最後はちょっと詰め込みすぎたか失速しちゃったのは残念でした。
posted by 映画好きパパ at 07:24 | Comment(0) | 2019年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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