2020年01月12日

エクストリーム・ジョブ

 韓国で歴代興収1位を記録したコメディタッチの刑事ドラマ。笑える部分が多いし、アクションもさすがなんですが、歴代1位になるほどのできかなというのが正直なところ。

 作品情報 2019年韓国映画 監督:イ・ビョンホン 出演 リュ・スンリョン、イ・ハニ、シン・ハギュン 上映時間111分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネマート新宿 2020年劇場鑑賞5本目

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 【ストーリー】
 韓国所轄署のコ班長(リュ・スンリョン)率いる麻薬班はどじばかり。売人を捕まえようとして逃走劇の最中、車16台を巻き込んだ事故を起こしてしまい、全員左遷の危機に。コ班長は起死回生の手段として、麻薬組織の大ボス、イ・ムベ(シン・ハギュン)を逮捕しようとする。

 しかし、組織のアジトの張り込みに使っていたフライドチキン屋が閉店することに。コ班長は退職金を前借りして店を買い取り、班のメンバーは店員のふりをして昼はフライドチキン経営、夜は張り込みをすることにした。ところが、部下のマ刑事(チン・ソンギュ)の作るフライドチキンがあまりにもおいしすぎて、店は大繁盛。張り込みどころではなくなってしまう…

 【感想】
 中盤まではコメディタッチで、「あぶない刑事」とか「踊る大捜査線」とかが人気を呼んだ日本でも、これは笑える作品です。コ班長は窓ガラスを破って売人のアジトに侵入したかったのが、窓ガラスを弁償する経費が気になってできなかったとか、店で捜査会議をしていて客が入ってきてあわてて資料を隠すとか、小ねたが満載。

 さらに、紅一点のチャン刑事(イ・ハニ)が作るチキンがすさまじくまずく、巨漢のチンピラにみえるマ刑事のチキンが絶品だったとか、コ班長と4人の部下達がそれぞれキャラがたっているうえに、その掛け合い的な関係がとにかく面白い。僕は韓国語がわからないけど、わかる人がみれば、このテンポの良さはさらにわかるのでしょうね。予告編にもあるけど、日本人客が入ってきて、全員が「いらっしゃいませ」と片言の日本語でいうところとかツボに入りまくりました。

 タイトルがエクストリーム・ジョブであるように、刑事であるとともに、チキン屋としても手を抜かずに仕事にいそしむコ班長たち。フライドポテトが偶然二度揚げしたことがうまくなったように、この店のチキンもまったくひょんなことからおいしくなりました。さらに、料金の価格設定とか、SNSやマスコミとの扱い、手を抜いたらどうなるかの恐ろしさなど、そこだけ切り取れば、料理ドラマのようです。韓国ではリストラされた人が退職金でチキン屋を始めることが多いそうですが、警察を追われそうになった落ちこぼれのコ班長たちがチキン屋で大成功するというのは、こうした韓国庶民へのエールといえそうです。

 そして、クライマックスのアクションもさすがは韓国映画とうならされます。イ・ムベのボディガードがクールな女性で、実はテコンドーの達人のチャン刑事との対決とかすごかったし、イ・ムベとコ班長の一騎打ちもアクションを工夫していて飽きさせませんでした。このへんは韓国映画の長所ですし、そんなところでも笑いを忘れないのも韓国映画らしい。

 まあ、新年から世界的にきなくさいなか、映画だけでも笑って過ごしたいというのもありですね。
posted by 映画好きパパ at 07:50 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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