2020年01月16日

カイジファイナルゲーム

 藤原竜也の当たり役「カイジ」の9年ぶり3作目の新作。脚本は突っ込みどころだらけですが、藤原や吉田鋼太郎のシェイクスピア劇調の演技を堪能できたので満足です。

 作品情報 2019年日本映画 監督:佐藤東弥 出演 藤原竜也、福士蒼汰、吉田鋼太郎 上映時間128分 評価★★★(五段階) 観賞場所:横浜ムービル 2020年劇場鑑賞10本目



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 【ストーリー】
 近未来の日本は猛烈なインフレで庶民はどん底の生活を送っていた。カイジ(藤原竜也)  も派遣の帝王と言われる黒崎(吉田鋼太郎)の派遣会社で働いていたが、賃金の7割をピンハネされ、ビールを1杯飲むのがやっとの厳しい生活だった。

 そのころ、バベルの塔といわれる一獲千金のゲームが突然行われていた。優勝したカイジはゲームを仕切っている不動産王、東郷(伊武雅刀)からある依頼を受ける。日本国政府が貧乏人を徹底的に痛めつけ、金持ちばかりが得をする陰謀を巡らせているというのだ。それを阻止するため、カイジにギャンブルでの大勝負を手伝ってほしいという。一方、陰謀の黒幕の首相秘書官、高倉(福士蒼汰)はカイジたちの動きに気づき…

 【感想】
 予告編でカイジがビールをまえに慨嘆するシーンが流れていますが、このシリーズの魅力はこの藤原の大げさな演技なんですよね。劇中も藤原や吉田、そしてクールな高級官僚役の福士が、張り裂けんばかりの台詞合戦をしているのは、一種の歌舞伎のような約束事。カイジファイナルというタイトルですが、このあとも続篇を作ってもらいたいものです。

 ただ、肝心のギャンブル場面が首をひねりたくなります。特に一番尺をさいているのが「最後の審判」というのですが、どう考えてもおかしい。観客に無理矢理感動させるため、物理の初歩的な法則をまったく無視しており、突っ込むどころか、いやいくらなんでもそれはないだろうと、ひいてしまいました。

 また、カイジもクズのカイジが自らの自堕落な生活が招いた絶体絶命の危機で頑張るというのが1、2作目の魅力でした。しかし、本作はよくある悪い政府をやっつけるヒーローみたいになってしまって、魅力減。さらに、政府の政策も頭が悪すぎて、どこをどうしたらこうなった、という感じです。

 ただ、藤原、吉田、福士をはじめとする出演者はみな魅力的。過去シリーズに出てきた松尾スズキや天海祐希もいい味をだしています。さらに、ヒロインに抜擢された関水渚がなんともキュート。藤原との掛け合いもぴったりで、見ていてニヤニヤしちゃいました。設定自体は魅力的なシリーズだということは実感しました。

posted by 映画好きパパ at 07:11 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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