2020年01月20日

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

 美人大統領候補と、むさい野獣のようなジャーナリストの脳天気なラブコメ。ハリウッドのリベラルが現実逃避のために作ったのかという感じです。

 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジョナサン・レヴィン 出演 シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン、アンディ・サーキス 上映時間125分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2020年劇場鑑賞14本目



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 【ストーリー】
 正義感が強く、むさ苦しい記者のフレッド(セス・ローゲン)は、勤務先の会社が悪徳メディア王パーカー(アンディ・サーキス)に買収されたため、上司と衝突して会社をやめる。友人のランス(オシェア・ジャクソン・Jr)にさそわれて、アメリカで最年少国務長官になったシャーロット(シャーリーズ・セロン)も出席するパーティーに参加する。

 実は幼い頃2人は隣同士で、シャーロットがフレッドのベビーシッターをした仲だった。ワシントンの権謀術数に疲れたシャーロットはフレッドの純粋な心に癒やされるようになる。そして、フレッドを自分のスピーチライターに起用した。2人は世界をまわるうちに惹かれ合うようになるのだが…

 【感想】
 白馬に乗った王子様と冴えない少女が結ばれるというのは古今東西のラブストーリーの鉄板ですが、本作ではジェンダーに厳しい昨今の事情にあわせて、その役割が逆転しています。どっからみてもゴージャスで世界で最も有能な女性と、さえない無職男の恋愛。しかも、役柄も中の人もシャーロットのほうが年上ですが、どうみてもフレッドのほうが10歳ぐらい年上にみえます。

 まあ、そんなむさい彼が、美人で有能な彼女に引っ張られていくということで、僕みたいな脳天気な男にとってはそんな幸運がまってこないかと思いたいのですが、一方で、シャーロットは政策的にどうみても民主党。環境問題なんかをアピールしています。前任の大統領(ボブ・オデンカーク)が俳優あがりで、テレビ映りしか関心ないのに対して、シャーロットは意識高いことを前面にアピールしています。

 でも、現実の政治って全然逆で、意識高いことをアピールしたヒラリー・クリントンは落選したわけです。ハリウッドなんかヒラリーを応援した意識高い人たちが多いから、その夢をこのラブコメに託してつくったのではないかという臭いがプンプンします。しかも、シャーロットは政治的にどんな仕事をしているのかみえてこない。口では環境環境といっているくせに、海外でのレセプションの途中で2人で抜け出し空いてる部屋でHしちゃうし、ストレスがたまると2人でクラブにいって脱法ドラッグを決めているし、もう、何だかなあという感じ。

 あと好みが分かれるのは下ネタが思い切り多いこと。もちろんずばっというものはみえないですが、むしろ中学生が妄想する男女関係みたいなノリが続きます。僕はケタケタ吹き出してしまいましたけど、小学生には見せられないわな。ハリウッドやアメコミ映画のパロディみたいなシーンも散見されました。まあ、あまり目くじらをたてる類いの作品ではないのだけど、こういう作品が今政策されたというのは興味深いです。
posted by 映画好きパパ at 07:23 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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