2020年01月22日

ティーンスピリット

 田舎の貧しい少女がオーディションでトップスターを目指すというありがちな設定。MV風に映像を工夫しようとしていますが、映画というよりもエル・ファニングのMVにしかみえませんでした。

 作品情報 2018年アメリカ映画 監督:マックス・ミンゲラ 出演 エル・ファニング、ズラッコ・ブリッチ、レベッカ・ホール 上映時間94分 評価★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2020年劇場鑑賞16本目 



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 【ストーリー】
 イギリスの離れ小島でシングルマザーの母マーラ(アグニェシュカ・グロホフスカ)に育てられた17歳のヴァイオレット(エル・ファニング)。農場だけではやっていけない家計を助けるため、レストランで歌手のバイトをしている。そこで、ヴァイオレットの才能に中年の酔っ払いヴラッド(ズラッコ・ブリッチ)が目をつけた。

 実はヴラッドはクロアチアで有名なオペラ歌手だったのだが、家族がちりぢりになりイギリスに移民にきていた。ちょうどそのころ、全英の巨大オーディション、ティーンスピリットの予選が開かれることになった。頭ごなしに歌手になるのに反対するマーラと喧嘩したヴァイオレットは、ヴラッドに保護者として同行するよう依頼する。ヴラッドはマネージャーになると宣言するのだが…

 【感想】
 あちこちに伏線をちりばめるのだけど全く消化されないままスルー。現実はそうなのかもしれないけれど、映画的には消化不良のままどんどん進んでいきます。例えばヴラッドがすごい歌手だったことをオーディションの受付係はしっているくせに、主催するプロデューサー(レベッカ・ホール)はまったくしらないとか、クラスメイトが意地悪なのか応援しているのかとか。尺が短いためかもしれまえせんが、ただただ、ストーリーが流れていくだけです。

 クライマックスに向けて障害めいたことがいくつも起きるけど、これまたいつのまにかなんとなく解決しているようで、ただただ流れ作業をみているよう。キャラクターの掘り下げも今一つですし、エル・ファニングの美人ぶりをみているだけという感じですが、それも馬と一緒にいるショットとか何度もにたようなものを使っているだけ。

 さらに、エル・ファニングの歌がどれだけうまいのかというのが伝わってこない。高音はちょっとかすれ気味になるし、他の出場者との間にどれだけ違いがあるのか、わかりにくい。イギリスを舞台に貧しいミュージシャンをとりあげた映画って「シング・ストリート 未来へのうた」「ONCE ダブリンの街角で」など何本もあるけど、どれも曲が記憶に残るのに、本作では印象がうすいのです。

 音楽はたっぷり流してるし、映像もこっていますけど、それこそピンクのフラッシュが点滅して目が回りそう。映画館でスターウォーズの作品中に点滅があります、と注意する立札がありましたが、本作のほうがはるかに目が回りそうでした。
posted by 映画好きパパ at 05:31 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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