2020年01月25日

シライサン

 作家の乙一が安達寛高名義で監督デビュー作したホラー。雰囲気はいいのだけど、登場人物の行動が今ひとつなのと、本人が原作したにもかかわらず重要な部分をばっさり削ったため、伏線になりきれなかったのがおしい。

 作品情報 2019年日本映画 監督:安達寛高 出演 飯豊まりえ、稲葉友、染谷将太 上映時間98分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南 2020年劇場鑑賞19本目



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 【ストーリー】
 女子大生の瑞紀(飯豊まりえ)と一緒にレストランで食事をとっていた親友の香奈(江野沢愛美)が目玉を破裂させて怪死した。香奈の恋人の和人(渡辺佑太朗)も同様の不審死をとげていた。和人の兄、春男(稲葉友)から連絡をうけた瑞紀は事件の真相を探ろうと、2人の友人の詠子(仁村紗和)を訪ね、3人で温泉旅行に行ったさい、地元住民の渡辺(染谷将太)から聞いた怪談で呪いをかけられたという話しを聞いた。

 週刊誌記者の間宮(忍成修吾)も怪死事件をしり、取材をはじめた。3人は問題の温泉へ向かうが、渡辺も死んでいた。さらに3人とも呪われてしまったことがわかり……

 【感想】
 ホラー映画って実際にはありえないことを描くからこそ、細部にこだわってほしいと考えています。しかし、瑞紀は呪いがかかっていることを知りながら、夜道をふらふらと一人で出歩きますし、シライサンに追いかけられても危険な方へと逃げていきます。ちょっといろいろ突っ込みたかった。

 ××したら呪いが伝染するというタイプのホラーですが、アメリカ映画で「バイバイマン」というホラーが数年前にあり、そちらのほうがまだ、登場人物の行動に納得できました。もちろん、恐怖でおかしくなったというのもありなんですが、観客からみて、ホラーの登場人物がバカなことをしてピンチになったり、やられたりするというのはもやもや感がでてしまいます。さらに、シライサンがそれほど怖くなくて、キャラグッズにもなりそうな感じもうーむ。「恐怖人形」みたいにいっちゃえばいいのに。

 また、全国の白井さんは悪くないことがわかる呪いの由縁やなぜあの登場人物がああなったか、というのが原作ではあるのに、映画ではないため、ちょっと説明不足。もちろん、すべてを説明する人はないですけど、上映時間が短いだけにもうちょっと追加シーンをみたかった気がします。

 それでも「イット・フォローズ」みたいに、呪いがどこまでもついてくるホラーってわりと好きなんですよね。エンディングロールをみなければわからない仕掛けとか、何気にイケボの稲葉とホラークイーンも似合う飯豊をはじめ、染谷、谷村美月、忍成といった脇役に実力派キャストをそろえたうえ、Jホラーといえばこの人、という諏訪太朗もでているから配役は満点。ラストの展開も良かったので、こういうJホラーは今年もいろいろ見に行きたいと思いました。
posted by 映画好きパパ at 06:44 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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