2020年02月15日

AI崩壊

 AIをテーマにした近未来のサスペンス。AI監修に日本の第一人者の松尾豊・東大教授がついているだけにAI部分は納得できたけど、肝心の人間サスペンスの部分はというと…

 作品情報 2020年日本映画 監督:入江悠 出演 大沢たかお、岩田剛典、松嶋菜々子 上映時間131分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2020年劇場鑑賞37本目 



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 【ストーリー】
 2030年、医療用AIのぞみが普及し、国民は個人情報をすべてAIにわたし、健康、金融、交通などあらゆる面でAIに頼り切っていた。のぞみの開発者、桐生浩介(大沢たかお)は末期がんの妻、望(松嶋菜々子)のために研究を進めていたが、国の認可が間に合わず望を失っていた。そのため、娘の心(田牧そら)とシンガポールに移住し、AIの商用化は望の弟の悟(賀来賢人)に譲ったのだ。

 浩介が国から表彰されることになり久々に帰国した日。突然、のぞみが暴走し、不要と思われた人間を抹殺しはじめる。さらに、浩介が犯人だという証拠がでてきて、捜査の指揮を執る警察庁の桜庭(岩田剛典)は桐生が犯人と断定。しかし、心がのぞみのサーバールームに閉じ込められ、彼女を助けるために桐生は無実を訴えながら逃走し、指名手配される。だが、警視庁の合田(三浦友和)と奥瀬(広瀬アリス)は捜査しながら不審なことに気づく。

 【感想】
 AIが普及してウエアラブル端末に取り付けられ、個人個人のすべてのデータをビッグデータ化して、健康にいかすということは近い将来実現しそうです。それが暴走したらどうなるのか。劇中でも少し触れられていますが、進化したAIのロジックは人間には理解できなくなります。それだけに、ここまでではなくても、あながち荒唐無稽とは切り捨てられないところもあります。

 パニックの様子など、実際に高速を封鎖して撮影したというだけあり、邦画としては一定の水準にあります。まあ、大包囲網をひいているのに桐生がそれをすり抜けるというのはかなりご都合主義もありますが、エンタメ映画なら想定内の話。途中までは楽しくみられました。

 大沢はちょっと老けたとはいえ、まだまだエネルギッシュな主役をはるのに十分でした。そして、三浦、広瀬の現場派と、AIを捜査に利用しようとする桜庭との対比もいい。何より子役の田牧がなかなかの掘り出し物で、豪華な出演者を楽しめました。ところが決定的にダメな子tが1つ。以下ネタバレで。






 ネタバレ

 事件の黒幕が最後、桐生と対決します。すると言わなくてもいい真実をべらべらとしゃべりだします。しかも2人だけの対決ならともかく周りに警官隊がいるなかでです。2時間ドラマであるまいし、この演出にはあっけにとられました。入江監督のオリジナル作品なので応援したくなりますが、この時点でがっくり。なんか最後で邦画のだめなところがでちゃった感じです。
posted by 映画好きパパ at 07:48 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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