2020年02月23日

犬鳴村

 序盤は雰囲気があってすごいよかったのだけど、途中から失速した感じ。Jホラーの旗手清水崇監督の作品ですが、やはり呪怨はこえられないなあ。それでも、最近のJホラーのなかでは面白かったと思います。

 作品情報 2019年日本映画 監督:清水崇 出演 三吉彩花、高嶋政伸、 高島礼子 上映時間108分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南 2020年劇場鑑賞48本目



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 【ストーリー】
 地図から消され、立ち入ったものには呪いが降りかかるといわれている犬鳴村。ユーチューバーの西田明菜(大谷凜香)と恋人の森田悠真(坂東龍汰)は深夜、村への潜入に成功するが、そこで想像を超えた恐怖に遭遇する。

 悠真の姉で医師の奏(三吉彩花)は幼いころから霊感があった。悠真だけでなく小学生の弟、康太(海津陽)や母綾乃(高島礼子)にも奇妙な現象が起きる中、父の晃(高嶋政伸)は何か秘密をしっているようだった。奏は犬鳴村の秘密を探ろうとするのだが…

 【感想】
 序盤、2人がユーチューバーらしく手持ちのカメラで無人の村を訪れるシーンから始まり、何が起こるか分からないし、画面の解像度は荒いし、結構どきどきしました。特に大谷凜香はいかにもホラーの犠牲者になる美人という感じで、すごい良かった。奏が霊感が強い設定も、病院で見てはいけないものに出会ってしまうなどいい感じ。

 しかし、Jホラーに限らず、洋画も含めてなんですが怪異そのものが現れちゃうと、実は怖さが落ちてしまうんですね。何も出てくる前だったら、何が出てくるのだろうと思わせるのだけど、蓋を開けるとああこんなものかと見切ってしまう。一応、造形というか存在にも工夫はしていたのですけどね。犠牲者の出し方も怖いというよりも、なんかいろいろ考えているなあという感じ。

 また、謎をといていくことも、呪怨とか理不尽に呪われるのが怖かったのだけど、本作の場合、なんとなく因果応報めいたところがでてしまって、人間のさがとか悲しさを前面にたてようとしていました。これは賛否両論あるでしょうけど、物語としては成立していたと思います。批判があるクライマックスのトンネルでの怪異の動きも、僕は新感染でシム・ウンギョンがゾンビの動きを工夫したというエピソードを思いつき、ああ、頑張ってるなと素直にみれました。

 主人公役の三吉をはじめ、大谷や村の秘密のカギを握る美少女役の宮野陽名ら若手女性陣の演技はみもの。そして、ベテラン高島のいっちゃった感じも良かった。半面、男性陣が高嶋政伸、石橋連、寺田農といった濃いメンバーだったので、もうちょっといっちゃってもよかったかもしれません。本物の犬鳴トンネル周辺を飛ばずドローン撮影のエンディングはなんか心にしみいりました。
posted by 映画好きパパ at 07:49 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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