2020年03月04日

Red

 よくありがちな女性の不倫は純愛で美しいというだけのお話。現実世界では不倫をした芸能人は極悪人のように叩かれるのに、なんで同工異曲の作品がつくられるんでしょうね。

 作品情報 2020年日本映画 監督:三島有紀子 出演 夏帆.、妻夫木聡、間宮祥太朗 上映時間123分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2020年劇場鑑賞62本目



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 【ストーリー】
 村主塔子(夏帆.)は商社マンの夫・真(間宮祥太朗)と幼稚園児の娘・翠と何不自由のない生活をしていた。しかし、義母(山本郁子)との同居や真の鈍感さにいらっとさせられることもあり、不満を隠していた。

 ある日、パーティーで昔の不倫相手の鞍田秋彦(妻夫木聡)に偶然、再会する。学生時代、彼の建築事務所でバイトをしていた塔子は、秋彦と不倫していたのだ。今は別の建築事務所で働いている秋彦から誘われ、彼女は真の反対を押し切り、再び働き始める。そして、秋彦との仲も復活したのだったが…

 【感想】
 一昔前まで女性は母なり妻になったら、女とは別の生き方をするのが普通という風潮がありました。塔子もいったんは母となり妻となったのですが、家族への愛情よりも、自分が恋愛をしたいという女の性に逆らえなかった。塔子は正直、子育てを優先させるという考えはなく、二人目を作るのを嫌がっていました。夜の営みも今一つという描写があり、それで塔子の欲望がたまっていたのかもしれません。

 いい大人なんだから不倫も自由という考えがありますが、子供をないがしろにしてまで男に走るのがいいという描写には個人的には納得しがたいものがあります。また、塔子も受け身であり、秋彦というイケメンで自分をぐいぐい引っ張っていく男に従属しているようにも感じました。やはり我慢するより自分の欲望を優先させるというのも、不倫劇としてはよくある話。

 アンナ・カレーニナのころから不倫劇なんて腐るほどあるのですが、それだけに目新しさを感じさせられなかったなあ。これは塔子というより、女性の原作者、監督だからかもしれませんが、秋彦がいかにも作り物っぽい一昔前のいい男だからでしょうか。それから、映画は意図的にやっていますが、子供を悲しませるというのも、児童虐待が問題になっている今の時代にはあわないような。

 しかし、夏帆のエロチシズムはなかなかのもので、もうちょっと露出があったら結構衝撃作になったかも。そして、一件温厚そうにみえて、鈍感で塔子の心をえぐり取る真役の間宮のねっとり感が、なんともたまらず。やはり、不満がたまった女性はチョイ悪男にひかれるんだと身もふたもない感想でした。
posted by 映画好きパパ at 20:21 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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