2020年03月06日

アントラム 史上最も呪われた映画

 ミッドサマーと違って、本作はカルトになりたい気がプンプンなんだけど、狙いすぎて外してしまった感じ。謎の日本人おじさんも出てくるところが、唯一の見どころというか笑いどころといえましょうか。

 作品情報 2018年カナダ映画 監督:マイケル・ライシーニ、デヴィッド・アミト 出演 ニコール・トンプキンス、ローワン・スミス、サーカス=サレフスキ 上映時間94分 評価★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2020年劇場鑑賞66本目



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 【ストーリー】
 見た人は呪われ、死ぬという映画「アントラム」。1979年に制作されたホラー映画だが、上映されたブタペストの映画館では火災が発生し観客56人が焼死。サンフランシスコの映画館では上映中に暴動が発生して多くの死傷者がでた。映画祭での上映が企画されても、担当者が不審死をとげたいわくつきの映画だ。

 カナダの映画作家のマイケル・ライシーニ、デヴィッド・アミトは、失われたこの映画のフィルムを発見。当時の生存者や心理学者らにインタビューして、映画の謎にせまる。さらに、少女と弟が地獄への穴を掘るという「アントラム」本編と合わせて、1本の映画にするのだが…

 【感想】
 フェイクドキュメンタリー、モキュメンタリーといわれる手法で、フィクションのことをさぞ本当に起きたかのように伝える手法をとっています。低予算なので仕方がないのですが、インタビューは非常に淡々としており、このインタビュー部分で怪現象が起きるとかすれば、良かったのにと思いつつ、「アントラム」本編に入ります。

 冒頭に「この映画をみて何が起きても自己責任」といった法的な警告が出たり、全体の最後に「ブタペストの火災の犠牲者に捧げる」といった献辞がでるなど、それなりにこっていました。ただ「アントラム」自体が何ともしょうがない。低予算だから仕方がないとはいえ、例えば「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような怖い作品を作ることは可能です。日本のホラーだって、北米映画の予算からみれば貧相なもの。

 だから、「アントラム」も中身で勝負すればいいのに、サブリミナル的に悪魔の顔や残虐な殺人現場の映像をいれたり、妙に小細工に走っているのが鼻につきます。プロット自体は面白そうだし、謎のパンツをはいた日本人おじさんや、ホワイトトラッシュなブリーフおじさんといった登場人物は突き抜けています。それだけにちょっともったいない。

 2人の監督は「リング」のように、映像を見たら死ぬ内容の映画でなくて、本当に見た人が死ぬと煽っています。ホラーに興味ももっているのでしょう。それだったら、やはりホラーチックな内容で勝負してほしかった。見たら死ぬというアイデアや、本編の不気味な雰囲気は悪くなかったのですけどね。
posted by 映画好きパパ at 20:37 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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