2020年03月23日

ドミノ 復讐の咆哮

 巨匠ブライアン・デ・パルマ監督の新作ですが、何ともB級ぽい副題に都内でも2館だけとの小規模公開ということから内容はおしてしるべし。

 作品情報 2019年デンマーク 、フランス、イタリア 、ベルギー、 オランダ映画 監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ニコライ・コスター=ワルドー、カリス・ファン・ハウテン、ガイ・ピアース 上映時間89分 評価★★(五段階) 観賞場所:シネマート新宿 2020年劇場鑑賞85本目



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 【ストーリー】
 コペンハーゲンの刑事クリスチャン(ニコライ・コスター=ワルドー)はパトロール中に殺人事件に遭遇。相棒のラース(ソーレン・マリン)が容疑者のタルジ(エリック・エブアニー)を拘束するが、クリスチャンのミスでタルジはラースを襲って逃亡。タルジは意識不明の重体となってしまう。

 クリスチャンは謹慎処分を無視して、新たな相棒の女刑事アレックス(カリス・ファン・ハウテン)とタルジを追う。ところが、CIAのジョー(ガイ・ピアース)がタルジを拉致していた。実はタルジは殺された父親の復讐のため、IS幹部のサラー(モハメド・アザーイ)を追っており、殺害したのもISのメンバーだったのだ。CIAはタルジにサラーを捕まえればデンマーク警察から逃がすと取引を持ち掛ける。

 【感想】

 デ・パルマ監督は「リダクテッド」「パッション」と最近の作品は工夫を凝らしていたのに、本作で急に古臭い作品に戻ってしまった印象があります。資金難で時間が削られたというネット情報もありましたが、クリスチャンたちがタルジを追っていく描写がまったく緊張感がありません。

 しかも、アレックスはラースの不倫相手ですし、クリスチャンともども捜査に私怨をはさんでいます。ヨーロッパの捜査体制がどうなってるかわかりませんが、2人はタルジを追ってベルギー、スペインと海外を転々。地元警察に協力を求めるわけでもなく、行き当たりばったりに行動していきます。

 タルジへの捜査も偶然のたまものなうえ、ISが仕組んでいるテロ計画についても、本当に何を考えているのか、超ラッキーな偶然で2人で解決しようとします。007のようなスパイ映画ならともかくデンマークの普通の刑事がなんでこんな活躍ができるのか、いろいろ突っ込みたくなるところ満載です。

 むしろジョーとタルジの相手を信用していないのに、自分たちの目的のために手を組みながら荒っぽい捜査をしている部分のほうがよっぽど面白かった。もっとスタイリッシュで緊迫した作品を見られると期待していったのに、本当に肩透かしでした。
posted by 映画好きパパ at 07:15 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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