2020年03月24日

架空OL日記

 バカリズム主演、脚本のドラマの映画化。OLたちの日常をオフビートな笑いで描いており、バカリズムの才人ぶりがわかるのですが、ドラマをみていると劇場版のオチがうーんという感じ。でも笑った後一抹の寂しさが残ったから、あれでもよかったのかもしれませんが。
 
 作品情報 2019年日本映画 監督:住田崇 出演:バカリズム、夏帆、臼田あさ美 上映時間100分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2020年劇場鑑賞86本目


 
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 【ストーリー】
 銀行の支店で働くOLの私(バカリズム)。月曜日の朝は会社に行くのが憂鬱。出勤途中に最寄りの駅で同期のマキ(夏帆)とおち合った私は、さっそく月曜日の朝がいかに憂鬱かをマキに訴える。するとマキは…

 銀行の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)や先輩の小峰(臼田あさ美)、酒木(山田真歩)も加わり、会社の愚痴や上司の悪口など本音トークがさく裂する。

 【感想】

 ドラマ版をみなくてもわかりますが、なんていうこともない日常ばかりなので、この世界にはまった人なら、より楽しめるといったところでしょうか。私役のバカリズムは、スカートこそはいているものの、女装はいっさいせず、普段のバカリズムの容姿のまま、それを普通に受け止めているOL陣の空気はまったくかわらず、ああ、ドラマの世界がそのままなんだと感心してしまいました。

 僕は男なので、当然会社の女子更衣室の会話など聞いたことがないのですが、さも日本の会社あるあるという感じでリアルにみえます。だから、なんでもない話でも100分も続くんですよね。何かと気が利いて「小峰様」と呼ばれる小峰が、女子更衣室のコンセントが足りないのでタップをもってきただけであがめられ、手拍子をうけてつい変な踊りをしてしまうなんて、ドラマ版でも似たような話があったけど、さもありなんといった感じ。

 さらに、私は実はちょっと底意地が悪い。ちょっと天然の入った後輩のさえが空気の読めない言動をすると厳しくチェック。上司の悪口も率先して言いながら、自分だけでなくその場の総意として悪口にもっていこうとするのが、いかにも日本的で陰湿。でも、それも笑いの衣でつつむことで、むしろ日本の組織を俯瞰しておかしいところを突っ込んでいるようにみえるから不思議です。だから実は本作は社会派映画といえるかもしれません。

 ドラマ版のメンバーが続投していますが、新規加入組がまた持ち味を出し、中でも海外で採用された役のシム・ウンギョン。夏帆とは「ブルーアワーにぶっ飛ばす」に続いての共演ですが、「ブルーアワー」「新聞記者」とまじめな役が多かったのに、アニメヲタクの韓国人というすっとぼけた役をナチュラルに演じているのはさすが。また、私の高校時代の同級生役の志田未来が、志田未来にこの人似ているなと一瞬おもわせるほど、普通の人になりきっていたのもよかった。続投組に新規参入組それぞれがうまいぐあいにはまっていたのでは。
posted by 映画好きパパ at 07:18 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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