2020年03月25日

星屑の町

 おじさんばかりの売れないコーラスグループと気の強い歌手志望の若い女性の出会いを描いた人気舞台の映画化。昭和歌謡は恋の季節しかわからなかったけど、スクリーンに復帰した、のんのレトロでキュートなファッションと歌声がたまらなく、これだけで劇場で見たかいがありました。

 作品情報 2019年日本映画 監督:杉山泰一 出演:大平サブロー、のん、ラサール石井 上映時間102分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ港北 2020年劇場鑑賞87本目



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 【ストーリー】
 岩手県の山村で、売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」のショーが開かれることになった。ハローナイツのリーダー、山田修(小宮孝泰)の故郷で、山田の弟の英二(菅原大吉)ら住民たちは大歓迎。

 中でも歌手志望の久間部愛(のん)は、自分もハローナイツと一緒に歌いたいとメンバーに猛アタック。実は愛は東京で騙されて戻ってきたのだ。ハローナイツのメンバー、市村(ラサール石井)、天野(大平サブロー)らはおじさんばかりのグループなのにと驚くが、実は愛は、ハローナイツへある思いがあり…

 【感想】
 舞台版は観ていませんが、ハローナイツのメンバーは舞台版と一緒みたいで、大平、ラサール、小宮のほか、でんでん、渡辺哲、有薗芳記と加齢臭のするメンツばかり。そして、売れないためにドサ周りをしているハローナイツが、愛という歌手志望の女性を出会うことで騒動が起きます。

 ハローナイツ内部のドタバタや、何とかメンバーに入りたい愛との間のやりとり、そして村から愛を出したくない英二の画策などストーリーは何とも泥臭い。しかし、ベテランバイプレイヤーの面々がいい味をだしています。そして「あまちゃん」でも岩手の田舎出身の歌手志望という同様の役を演じたのんが、よりパワーアップして登場します。

 岩手弁の大袈裟な演技と、東京でのつらい過去をちょっとみせ、そのうえでベテラン俳優たちの丁々発止はみていて愉快です。さらに、昭和の歌謡曲とファッションにぴたりとあいます。「恋の季節」のPVふうに、のんとハローナイツがどんどん盛り上がっていく演出は、定番だけどのんのヒロインとしての素晴らしさが伝わってくる素直な演出で拍手をしたいほどでした。

 昭和歌謡には字幕で歌詞もつくので、こういう歌がすきな世代はたまらないでしょう。また、映画オリジナルの曲「シャボン玉」も、のんの歌声がぴったりはまっていました。ハローナイツの前座の歌手キティー岩城を演じた戸田恵子も、もともとは歌手であり、この人の歌うシーンも見事。心温まる音楽映画になっていました。
posted by 映画好きパパ at 07:20 | Comment(0) | 2020年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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