2020年04月03日

映画 鈴木先生

 2011年にテレビ東京で放送されたドラマの映画版なのですが、史上最低の視聴率を記録したにもかかわらず、打ち切りされず、映画化にまで至った奇跡のような作品です。私はドラマの時から大ファンで、なぜ、このような濃いドラマが受けないのか不思議でたまりませんでした。

【ストーリー】
 三鷹市立緋桜山中学2年の担任鈴木(長谷川博己)は、学校では不良や問題児の指導ばかりに力を入れるが、一見普通に見える生徒の摩耗こそが大きな問題であると考え、大人の論理を押し付けず、生徒たちに問題を徹底的に論理的に考えさせ、成長させる教育を実践したいと考えていた。

 学年の後半になっても問題が次々と起こる。生徒会長選挙での不穏な動き。そして、なんと立てこもり事件!果たして鈴木の教育はどうなるの??



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 【感想】
 子供を持つ親からすると、首をかしげるところもありましたが、脚本が「相棒」「リーガル・ハイ」の古沢良太ということもあり、よく練られたものでした。打ち切られなかった大きな理由はDVDが売れたこと。映画化にもつながりました。視聴率の良いドラマでもコアなファンがいなければ映画ではもうからず、逆に視聴率の悪いドラマでもコアなファンがいるほうが、映画としてヒットする確率が高いと言われます。あの「踊る大捜査線」も当時、ヒット作品が軒並み記録していた視聴率20%を超えたのは最終回だけです。「海猿」に至っては、なんと13%しかありませんでした。逆にテレビで大ヒットした「ごくせん」「HERO」などが映画で今ひとつ当たらなかったのも記憶に新しいところです。

 映画の内容は、タイトルがエピソード11と、テレビ版の延長と位置づけていることもあり、映画単独としてみると戸惑うかもしれませんし、「桐島、部活やめるってよ」がいかにも映画的な作品だったのに比べると、わかりやすすぎて、深く考えなくてもいいというテレビドラマ特有の特徴があります。ドラマのファンにとっては十分すぎるほどのご褒美です。

 ドラマ版では中村さん(未来穂香)のファンだった私も、小川さん(土屋太鳳)の素晴らしさが十分納得できました。また、鈴木のライバル足子先生(富田靖子)の復活もうれしい。NHKの朝ドラでは久しぶりに善玉役の風間俊介さんが、相変わらずのキレキレ演技だっとのも面白かった。ドラマファンだったら大満足でしょうし、ドラマを見てない人は、事前にDVDかネット配信でドラマをチェックしたうえで映画を見ることをおすすめします。ちなみに、渋谷東映で見たのですが、エンディングロール中に帰る人は一人もいませんでした。それだけ良質のコンテンツだったということでしょう。
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 20:09 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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