2020年04月16日

図書館戦争

 有川浩って自衛隊とかまっちょな集団が本当に好きですよね。「空飛ぶ広報室」は、原作、ドラマとも好きだけど、近未来SFちっくな設定の本作は、原作読んだ時からちょっとひいていました。

 【ストーリー】
 読者に悪影響を与える本を検閲する「メディア良化法」が施行された2019年の日本。武力をも辞さない「メディア良化特務機関」に対して、図書館のみが良心、思想の自由を守る拠点として武装組織「図書隊」を設立し、両者で激しい戦闘が行われていた。

 新入隊員の笠原(榮倉奈々)は、高校生のとき、書店でメディア良化特務機関に襲われたとき、図書隊員に助けられ、以来、その人を王子様とあこがれ、入隊したほど。だが、厳しい堂上教官(岡田准一)にしごかれる日々が続く。やがて、本格的な戦闘が始まった。



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 【感想】
 原作を読んだ時は気にならなかったけど、実写で見ると設定のアラが目立ちますね。もし、メディア良化法があるなら、出版社を襲って発光禁止本を出版させなければいいのに、書店を襲うとは意味がなくねえ?現在児童ポルノ規制が大きな問題になっているように、実は、規制する側にも、規制反対派にもそれぞれ論理があるのに、全部すっとばしてドンパチラブコメにしていますからね。

 しかも、メディア良化特務機関って、警察や自衛隊と同じ公務員でしょ。図書隊が守る図書館も公立なわけだから、設置する自治体が予算を削減すれば一発で解決するのに。まあ、SF映画にそういうリアルさを求めるのは野暮とういものですが。

 けれども、エンタメ映画としてみれば、以外に面白かったりします。これは「ガンツ」の佐藤信介監督のアクション映画監督としての才能と、それに答えた岡田准一の素晴らしさにつきるでしょう。また、自衛隊が全面協力して、装備や銃撃戦に迫真性がでたというのも見逃せません。協力に航空自衛隊「空飛ぶ広報室」とあったのには笑いましたが。

 榮倉奈々はそれほど印象がある女優でないのだけど、岡田に背が低いとイヤミをいうシーンなんかあっていたし、軍事組織ではありえないほどの許さも、彼女が演じることで違和感が緩和されていました。また、友人役の栗山千明、福士蒼汰がぴったりの配役のうえ、嶋田久作、橋本じゅんといった怪優もこの世界にはまってました。極めつけは、どんなジャンルの映画にも出ている気がする石坂浩二と、原作の大ファンだったという故・児玉清の出演。キャスティングもいうことなしです。

 GW公開なので、ぼちぼち終了しているところも多いみたいですけど、銃器を戦闘シーンをみるだけでも劇場でみたほうがいい作品。どうせなら、戦車などもドンパチしてほしかったなあ。★★★(109シネマズグランベリーモール) 今から期待1割不安9割の実写版ガッチャマンもこっちの佐藤監督にとって欲しかったかも。
【2013年に見た映画の最新記事】
posted by 映画好きパパ at 08:19 | Comment(0) | 2013年に見た映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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